化粧品に関する感覚の数値化、官能評価の実際と機器測定のコツ

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本セミナーでは、化粧品の官能評価、機器測定について取り上げ、感覚的な要素をいかに的確に伝え、数値として評価するかについて詳解いたします。

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プログラム

化粧品開発や販売において、「触れたときの心地よさ」「肌になじむ感覚」といった使用感は、製品の魅力を左右する重要な要素です。これら感覚的な要素をいかに的確に伝え、数値として評価するかは、企画・開発・マーケティングの各部門において共通の課題です。  本講演では、人の感覚を基にした古典的な官能評価の手法について理解を深めるとともに、近年注目される機器測定との相関を探る実験手法も紹介します。感覚評価と科学的データの融合によって、より効率的かつ信頼性の高い製品開発のための手法を提示します。

  1. 官能評価の基礎とその重要性
    1. 官能評価とは何か
    2. 化粧品業界における官能評価の3つの役割
    3. 人の感覚を扱う際の留意点 (パネルの選定と教育)
  2. 化粧品の使用感を評価する具体的な手法
    1. 使用される代表的な評価法
      • SD法
      • 順位法
      • 対比較法など
    2. 評価スケールや質問票の作成ポイント
    3. 消費者調査との違いと融合の考え方
  3. 感覚的データを可視化し、機器測定で数値化するアプローチ
    1. 数値化の目的とデータ活用の実際
    2. 機器測定の目的と手法
    3. 実際に開発や研究を進めるうえでの注意点
  4. 官能評価と機器測定との相関をとる実験設計と具体例
    1. 洗顔料の泡評価
    2. 洗顔料の原料となる界面活性剤の泡評価
    3. クレンジングオイルの感覚の数値化
  5. 最後に
    • 機器による感触の数値化の留意点

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