可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題

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本セミナーでは、可塑剤の基礎から解説し、化学物質管理の基礎と現状、可塑剤にまつわる課題について解説いたします。

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プログラム

可塑剤は1950年代から工業的に生産され、約70年の歴史を持つプラスチック添加剤です。主にPVC (ポリ塩化ビニル) に使用されており、全体の約80%がPVC向けです。PVCは常温では硬いガラス状ですが、可塑剤を添加することで柔軟性を調整でき、パイプ、電線被覆材、建材 (窓枠・壁紙・床材) 、玩具、包装材、容器など、硬質から軟質まで幅広い製品に適用されています。  一方で、製品を開発・販売する際には、人や環境への影響を考慮することが不可欠です。現在では、製品の使用段階でのリスクを評価し、適切に管理する手法が各国・地域ごとに整備されています。本セミナーでは、可塑剤を具体例として、リスク評価と管理のプロセス、そしてその最新の動向について概説します。  また、可塑剤に使用される化学物質の多くはエステル結合を持つ低分子化学物質であり、その用途は可塑剤に限らず、コーティング剤、接着剤、塗料、シーラント溶剤などにも広がっています。こうした関連分野への応用についてもご紹介します。

  1. 第1部
    1. 可塑剤工業会の紹介
    2. 可塑剤とは
    3. フタル酸エステルとは
    4. フタル酸エステルの用途と内外市場
  2. 第2部
    1. 化学物質管理の潮流とトレンド
    2. フタル酸エステル規制のはじまり
    3. フタル酸エステル規制の現状
      • 欧州
      • 米国
      • アジア
      • 日本
  3. 第3部
    1. 可塑剤工業会の安全性への取り組み
      • 種差
      • 環境モニタリング
    2. 可塑剤にまつわる課題

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