水素酸化細菌によるバイオモノづくりのポテンシャルと社会実装に向けた課題と展望

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本セミナーにおいては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、特に水素とCO2を原料として増殖する水素酸化細菌の特徴と、その特徴を活用したCO2からのバイオものづくりの可能性を紹介いたします。

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プログラム

2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指し、CO2を活用するカーボンリサイクル技術の開発が国内外で進められています。国内においても、CO2固定微生物の機能を活用するCO2を原料としたバイオものづくりが注目されています。  本セミナーにおいては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、特に水素とCO2を原料として増殖する水素酸化細菌の特徴と、その特徴を活用したCO2からのバイオものづくりの可能性を紹介します。水素酸化細菌を使ったプロセスは将来的なポテンシャルは見込まれるものの多くの課題も存在するため、それら課題に対する現在の国内外での取り組みおよび展望についても紹介します。

  1. CO2排出削減に向けたカーボンリサイクル技術としてのバイオものづくり
    1. CO2排出削減に向けたカーボンリサイクル技術の位置づけと役割
    2. カーボンリサイクル技術としてのバイオものづくりの特徴と国内外の動向
    3. CO2を直接原料としたバイオものづくり
  2. CO2固定微生物、特に水素酸化細菌を使ったバイオものづくりのポテンシャル
    1. CO2を固定する微生物の特徴と分類
    2. 水素酸化細菌とは
    3. 水素酸化細菌の特徴とそのCO2固定・排出削減ポテンシャル
    4. 他のCO2固定微生物との比較
  3. 海外における水素酸化細菌を使ったバイオものづくりの動向
    1. 海外での取り組みのコンセプト
    2. 水素酸化細菌を使ったタンパク質生産の利点と可能性
    3. 海外スタートアップ企業の取組事例の紹介
  4. 水素酸化細菌を使ったバイオものづくりの国内での取り組み
  5. 社会実装に向けた課題と将来展望
    1. 水素酸化細菌を用いたバイオものづくりにおける技術開発課題
    2. 社会実装に向けた技術開発以外の課題と将来展望

受講料

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