水中に存在するPFAS (有機フッ素化合物) の分離・回収技術動向と今後の展望

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本セミナーでは、有機フッ素化合物 (PFAS) の持つ化学的性質を踏まえた、現在のPFASの分離回収技術の現状と最新の研究開発状況について解説いたします。

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優れた撥水性、撥油性をもつ有機フッ素化合物 (PFAS) は消火器などをはじめ多くの分野で使用されてきた。その多くが難分解性であることから、環境、特に水環境中へのそれらの蓄積が問題となっている。特に飲用水に含まれるPFASの健康へのリスクが指摘されている。そのため水系に希薄に存在するPFASの濃縮・回収操作が求められるようになってきている。  そこで本セミナーでは、PFASの持つ化学的性質を踏まえた、現在のPFASの分離回収技術の現状と最新の研究開発状況について解説する。

  1. PFASの定義と国内の規制動向
    1. PFASの定義
      1. OECDによる定義
      2. 米国EPAによる定義
    2. 国内の規制動向
      1. 化学物質審査規制法 (化審法) による規制
      2. 水道法および環境基本法に基づく水道の水質基準
  2. PFASの特性と環境への影響
    1. PFASの特性
      1. PFASの化学的特徴
      2. PFOS及びPFOAの物理化学的性状
    2. PFASの環境影響
      1. 環境水中のPFAS
      2. 生物中のPFAS
      3. PFASの人への影響
  3. PFASの処理技術の現状
    1. 燃焼処理
    2. PFAS含有水の処理技術
      1. 活性炭処理
      2. 陰イオン交換樹脂
      3. 高圧膜濾過
  4. まとめと将来展望

受講料

複数名受講割引

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