ICP質量分析法の原理と精確な測定をするためのポイント

セミナーに申し込む
オンライン 開催

本セミナーでは、ICP質量分析法の原理、特長からサンプルを測定する上での注意点などについて解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

ICP質量分析法 (以下、ICP-MS) は無機分析法の中でも超微量分析が可能な方法の1つであるため、半導体や環境、医薬品、生体、食品、原子力など様々な分野で使用されている。  一方で、ICP-MSの最大の問題点はスペクトル干渉と言われており、これを除去しなければ、正しい値を得ることは出来ない。同様にサンプルの粘性やマトリックス成分による感度変化にも注意が必要である。  本セミナーでは、ICP-MSの原理、特長から真の値を得るためのポイントなどについて学習する。

  1. ICP質量分析法の原理、特長
    1. ICP質量分析法の実用分野
    2. ICP-MSとは?
    3. ICP質量分析法の原理、特長
  2. サンプル溶液の調製方法
    1. 試薬ブランク、操作ブランク、バックグラウンド
    2. 検出下限値、定量下限値、BEC
    3. サンプルの準備
    4. ホットプレート、マイクロウェーブ試料分解システム
    5. 試薬、標準液
  3. ICP質量分析法の最適化
    1. イオン化ポテンシャル、イオン化効率
    2. RF出力、ネブライザーガス流量、レンズ電圧など
    3. 装置判定項目
  4. ICP質量分析法の問題点とその除去、抑制方法
    1. 非スペクトル干渉 (添加回収試験)
    2. スペクトル干渉 DRC (ダイナミックリアクションセル) 、CC (コリジョンセル)
  5. サンプル測定の一連の流れ、アプリケーション例
    1. 気体、液体、固体の測定方法
    2. 定性分析、半定量分析
    3. 定量分析 (検量線法、内標準補正法)
    4. 定量分析新規メソッド作成法
    5. オートサンプラーを用いた測定
    6. アプリケーション例
  6. その他、安定したデータを取るためのポイントなど
    1. トラブル発生時の対応方法
    2. ヘリウムガス供給不足に対する対策
    3. メンテナンス
    4. データ整理
  7. まとめ

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

アーカイブ配信セミナー