効果的な検図の進め方入門

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本セミナーでは、機械製図の製図規格にもとづいた図面の描き方や図面チェックの演習を通じて、検図の考え方や検図の手法を学びQDC向上に貢献できる設計製図力や検図力の向上を図ります。
合わせて、設計計算から図面寸法の決定のプロセスを理解し、要求仕様から設計製図に必要な検図の重要ポイントを学んでいただきます。

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プログラム

設計仕様を満足する図面が望ましいのですが、十分とは言えない状態で出図していることはありませんか。検図を検図担当者に任せるだけでは、設計者に必要な設計能力やスキルの向上が期待できません。要求仕様から設計計算を経て製図に至るまで、設計者一人一人のスキルが品質、コストに大きく影響するため、検図担当者は、検図を通じて設計者にアドバイスを与え、設計者のスキルを上げていく役割があります。  本セミナーでは、製図規格にもとづいた図面の描き方のポイントを学び製図力や検図力の向上を図り、さらに、減速機を例題としと検図作業の演習を通じて、検図の考え方や検図の手法を学びます。また、品質や故障などのトラブルを防ぐ製図手法や諸課題に対応した検図のポイントについても解説します。  検図担当者をはじめ機械設計者の方々の多くの方々の参加をお勧めします。生産性の高い、コスト競争力のある最適な設計図面の描き方や検図について講師の経験をもとに丁寧にご説明いたします。

  1. 検図に必要な設計製図の基本
    1. 知っておくべき品質のばらつき
      • 許容差とは?
      • 設計におけるばらつきとは?
      • 標準偏差とは?
    2. リスクアセスメントと安全設計
      • 機械安全、機能安全とは?
      • 安全対策の考え方とは?
    3. 機械仕様に対応した検図の勘所
      • 検図する基本とは何か?
      • 何をどのように検図するか?
  2. 図面ミスを防ぐ検図の重要ポイント
    1. 国家検定試験の課題が検図のポイント
      • 要求仕様に対応した製図チェックが検図に必須
    2. 国検課題図から検図の極意を学ぶ
      • 製図の重要なポイントを詳しく図面で説明
    3. 知っておくべき図面の描き方10のポイント
      • これを身に付ければどんな図面も検図はOK
  3. 効果的な検図の演習と解説
    1. 減速機の設計条件と組立構造図
      • まず、減速機の設計事例から構造を理解する
    2. 減速機部品図の検図の演習
      • 組立図をもとに部品図の検図演習
    3. 検図の演習結果の解説
      • こうあるべき 検図のポイントと対応策はこれだ

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