次世代テレビへの針路

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NHK技研における研究開発の方向性

~NHK技研3か年計画をもとに~

日本放送協会 放送技術研究所 副所長 工学博士
黒田 徹 (くろだ とおる) 氏

(2012年9月19日 14:00~15:10)  2011年、50年継続してきたアナログテレビ放送が終了し、完全デジタル時代となった。  これまで、衛星放送、ハイビジョン、デジタル放送、ワンセグなど、新たな放送メディアの研究開発を進め、実用化を進めてきた技研が、今、何を行おうとしているのか。  技研では、3か年計画を策定し、本年度より実行に移している。その中では、放送通信連携を、放送事業者側から考えた姿としてハイブリッドキャスト、次世代の高臨場感放送としてスーパーハイビジョン、さらに人にやさしい放送を目指すとしている。  国内テレビ産業が低迷する中、これら新たな技術が、次の時代を担うメディアとして起爆剤になりうるかどうか、具体的な研究戦略について紹介する。

  1. 技研3か年の基本方針
  2. 重点項目の設定とその概要
  3. 放送通信連携サービス
  4. 高臨場感放送 (1)
    • スーパーハイビジョンの研究
  5. 高臨場感放送 (2)
    • 自然な立体テレビに向けて
  6. 人にやさしい放送
  7. 標準化と外部連携
  8. 研究評価

今、再定義されるテレビとHTML5への期待

(株) KDDI総研 リサーチフェロー
小林 雅一 (こばやし まさかず) 氏

(2012年9月19日 15:20~16:30)

 スマートフォンやタブレットなどマルチ・デバイスからの動画視聴が可能となった現在、テレビとは何なのか、その本質的な役割が改めて問い直されている。それは高精細の動画を映し出す、単なる大型ディスプレイに過ぎないのか?それともネット動画やソーシャル機能、ビデオ会議など、多彩な機能を組み合わせたアクティブ情報端末へと生まれ変わるのか?進化の分岐点に立ったテレビの現状を、テレビ/インターネット融合のキー・テクノロジーとなるHTML5との絡みで解説し、その将来を展望する。

  1. テレビの置かれた現状
  2. その進化の方向性
  3. スマートTVとは何か
  4. 視聴スタイルは変化可能か
  5. HTML5とは何か
  6. 機器間連携はどこまで進むか
  7. 関連業界の動向

会場

クラブハウス会議室 赤坂
107-0052 東京都 港区 赤坂2-5-1
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