本セミナーでは、ゴム材料の基礎・応用、多くの自動車部品の事例、具体的な使用方法、設計・取り扱い上の留意点について、事例を踏まえ、双方向のコミュニケーション実践的に分かりやすく解説いたします。
日時
- 2025年6月4日 10時00分〜 2025年6月4日 16時30分
プログラム
ゴムはシール部品 (Oリング、オイルシール等) や燃料ホース、防振部品、タイヤなど多くの製品に用いられています。よく用いられる合成ゴムは様々な生ゴムや添加剤、架橋剤を用いて製造されていますが、材料の選択や使用法を誤ると、使用環境下で劣化が進行し、クラックや柔軟性の低下、粘性増大、摩耗など、ゴムを用いた製品にとって重大な不具合をきたしてしまいます。 ゴム材料は液状の生ゴムを主原料とし、多くの添加剤やゴム独特の架橋操作を用いて製造しているので、金属に比べて本質的に不安定な材料です。 しかし、一般的にゴムメーカーはその組成・製法をノウハウとして開示していないため、部品メーカーは品質問題を起こしても、その解決のために、兎角ゴムメーカーに依存しがちです。 本セミナーではゴム材料の基本知識と特性、成型法等を学ぶことによって、良い設計・取り扱い、さらに品質問題への対処法を考える力を養っていただくことを狙いとしています。
- ゴム材料の概要
- ゴム材料を理解するために
- ゴムの定義
- 高分子材料の利用分野
- ゴム材料の用途
- 高品質な製品作りと取り扱いのポイント
- ゴム材料の基礎
- ゴムの種類
- ゴムとばねの伸縮メカニズムの違い
- 高分子材料とゴムの関係
- 高分子材料とは
- 分子鎖とゴムの性状
- ゴムとして使える高分子物質
- 温度が上がると変化する性質
- ポリマーの部分結晶化と融点
- ゴムが伸びる理由
- ゴム部品と熱可塑性樹脂製品の比較
- ゴムの架橋/加硫
- 架橋/加硫とは
- 架橋/加硫の形態
- 硫黄加硫、
- 過酸化物加、
- 加硫ゴムと架橋ゴムの違い
- ゴムの架橋/加硫
- ゴム材料の特性
- ゴム材料の機械的性質
- 応力 (S) と歪み (S) の関係
- 各種条件 (材料・使用・環境) に対するS-S曲線
- ゴム材料の粘弾性特性
- 粘弾性とは
- ゴムのクリープ&応力緩和
- ゴムのヒステリシス
- ゴム材料の防振性
- 概要
- 防振の原理と振動伝達率
- 振動数比と防振硬化の関係
- ゴム材料の疲労劣化
- 劣化のメカニズム
- 劣化モデル
- ゴム材料の疲労特性
- 疲労破壊の事例
- ゴムの疲労破壊
- ゴムの寒さ対策
- ゴムの耐水・耐油対策
- ゴム材料の劣化
- 概要
- ゴムの耐熱性
- ゴム材料の寿命評価法
- 事例 (O – リングの寿命)
- 寿命評価の必然性
- 寿命評価
- 手順
- 結果
- ゴム材料の機械的性質
- ゴム材料各論
- ゴムの分類と種類
- 生ゴムの表示法
- 分類
- 合成ゴムの表示法
- ゴムの略号
- 各種生ゴムについて
- Rグループ
- NR
- IR
- BR
- SBR
- IIR
- CR
- Mグループ
- EPM/EPDM
- ACM
- FKM
- Uグループ (U)
- Qグループ
- Si
- Q
- Oグループ
- ECO
- CO
- Rグループ
- 熱可塑性エラストマー (TPE:Thermo Plastic Elastomer)
- TPEとは
- 用途
- TPEの構造
- TPEの種類
- 特徴
- 事例:TPEの使い方
- ニーズに応える材料つくり
- ニーズに応える材料つくりとは
- 強いゴムを作る方法
- ゴムの硬さを調整する方法
- ゴム材料の伸びと架橋密度の関係
- 残留ひずみと架橋密度の関係
- 耐摩耗性を向上させるためには
- 摩擦の発生原因に基づく摩耗形態
- 摩擦の発生形態
- 凝着摩擦
- アブレッシブ摩擦
- 弾性ヒステリシス
- 凝着説のメカニズ
- アブレッシブ摩擦について
- 凝着摩擦とアブレッシブ摩擦の違い
- 弾性ヒステリシス損失による摩擦について
- 耐摩耗性向上手段
- Oリングの固着トラブルの事例
- 耐候性を向上させるには
- 耐候性を高める方法
- ゴム分子がオゾンで分解の様子
- 老化防止とは
- 老化防止のメカニズム
- 各種ゴムの耐オゾン性比較
- ゴムのオゾン劣化の仕方
- 耐疲労性を向上する方法
- ゴム製品と材料の特徴
- 代表的なシール製品
- オイルシール
- オイルシールとは
- 構成
- 密封原理
- 留意点
- Oリング
- 密封原理
- 選定方法
- Oリングのつぶし率と圧縮永久歪みの関係
- オイルシール
- 特殊なゴム材料と製品
- スポンジ状ゴム
- 防振ゴム
- 電気特性から見たゴム、バイオ燃料用ゴム、リサイクル可能なゴム
- 代表的なシール製品
- ゴム材料の製法
- 製造事例 (Oリングのプレス・金型成型)
- ゴム材料の製法とその特徴
- 生ゴムからゴム材料へのプロセス
- ゴム材料の基本工程
- ゴム材料の加工工程
- ゴムの架橋と薬剤
- 自動車タイヤの製造工程
- ゴム材料のトラブルと対策
- 加硫ゴムのトラブル要因
- トラブル解析の具体的手法
- ゴム材料のトラブル事例と対策
- ゴムの熱・酸化劣化
- ゴムの耐油性
- ゴムのオゾン劣化
- 加硫ゴムの水劣化
- 銅害
- ブルーム/ブリード現象
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
会場受講 / Zoomを使ったライブ配信対応セミナー
会場受講 または オンラインセミナーのいずれかをご選択いただけます。
お申し込みの際、受講方法の欄にて、会場受講またはライブ配信をご指定ください。
ライブ配信をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
- ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。