水素エネルギーとモビリティ

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本セミナーでは、陸海空モビリティの現状、市販FCEVの現状整理、メーカや車両の特徴・販売台数、FCEVや水素ステーション普及の現状・課題、水素燃料自動車・水素エンジン・e-FUELガソリン車の整理、水素普及の課題について、豊富な経験と調査に基づき、詳しく解説いたします。

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プログラム

日本の各地で水素燃料電池 (FC) バスが活用されている。韓国でも同様に、ソウル市駅を中心に路線バスが運行されている。FC乗用車としては、トヨタからはクラウンが、ホンダからはCR-Vが発売された。欧州ではフランスを中心に商用バンとして活用されている。  また、欧州ではFC列車が実用化されており、中国からは国際的な展示会に出展されている。HyundaiのFC乗用車のNEXOが累積販売台数でグローバルNo1である。  一方で、乗用車FCとしての普及課題や大出力用途の課題も明確となってきた。
モビリティとしての水素活用の課題と可能性も整理する。周辺情報として高圧水素タンクの概要と日中韓欧のメーカを整理する。  また、水素エネルギーの活用は、モビリティ以外への拡大が明確となってきた。特にここ1年ほどで、我々の足元での活用も見えてきた。水素の製造や水素発電などである。  現地調査や関係者インタビューを交え、水素モビリティの現状を整理の上、さらに話題となっているスマートシティなど水素エネルギー社会の視点で現状を整理する。

  1. 脱炭素視点での 自動車エネルギーの整理
    1. 脱炭素が求められる背景
    2. 駆動方式とエネルギー源、水素とe-FUELの位置づけ
    3. BEVとFECV 脱炭素で比較
    4. 燃料電池自動車と水素エンジン車
  2. FCEV (乗用車、商用車、バス) の現状整理
    1. 実用化の歴史
    2. 市販の現状
      • トヨタ
      • Honda
      • Hyundai
      • Stellantis
    3. トヨタとBMW連携、
      • GMとHyundaiの接近
      • Hondaの課題
    4. バス・トラック・鉄道・船・航空機における実用化あるいは試行の現状
  3. 周辺技術としての高圧水素タンク
    1. その構造や技術概要
    2. 主要メーカ
    3. タンクのトレンド
    4. 高圧水素タンク開発に 役立つ最新計測技術
  4. モビリティ以外での水素活用
    1. トヨタグループの水素エネルギービジネス戦略
    2. トヨタ・Hyundaiともに水素エネルギーのトータルビジネスへ
  5. 課題整理、今後の進展は?
    1. インフラの視点で日韓比較、高圧水素と液体水素
    2. 水素関連インフラ
    3. 水素の活用、エネルギー側面と産業側
  6. 最新情報紹介 2月開催 「スマートエネルギーWeek」から
    1. トヨタ・ホンダの戦略
    2. 中国の現状 炭素繊維
      • 高圧水素タンク・商用車
    3. 身近になった水素製造
      • 水素発電
  7. 質疑応答
  8. まとめ

受講料

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。

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