逆風に直面する洋上風力発電の最新動向と日本企業のビジネス・チャンス

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日本の洋上風力発電プロジェクトの先陣を切っていた三菱商事連合のプロジェクトが2025年に入って522億円の損失を計上し、再生可能エネルギー関連の産業から大きな注目を集めている。ウクライナ危機以降のインフレーション、円安によって、資機材価格の高騰、人件費の上昇、金利の上昇が発生し、洋上風力発電は、日本のみならず世界において逆風が吹いている。しかし、長期的なカーボンニュートラル (炭酸ガス排出実質ゼロ) 実現のために、国土が狭い日本にとって洋上風力発電の普及は必須である。そのため、政府は、2025年春に入札からの物価上昇分を売電価格に一部上乗せする仕組みに改め、洋上風力発電の促進を目指すこととする。

  1. 世界における風力発電の現状と今後の動き
    • 脱炭素とインフレーション
  2. 日本における風力発電の現状と今後の可能性
    • 再生可能エネルギー海域利用法、公募の動き
  3. 再生可能エネルギーの一つとしての風力発電のメリット
  4. 再生可能エネルギーとしての風力発電のデメリット
  5. 世界における風力発電の資源量
    • コストが安価な最大の再生可能エネルギー
  6. 日本における風力発電の資源量
    • 狭い国土と大きな排他的経済水域
  7. 風力発電における技術革新の最新動向
    • 風車の大型化と軽量化、量産効果
  8. 陸上風力発電の最新動向と今後の可能性
    • 日本と世界の市場規模
  9. 洋上風力発電の最新動向と今後の可能性
    • 海洋構造物開発と建設コスト高騰
  10. 洋上風力発電の市場規模
    • 期待される日本市場、アジア市場、欧州市場
  11. 中国における風力発電の現状と今後の動向
    • 中国企業の動きと価格競争力
  12. 米国における風力発電の現状と今後の動向
    • トランプ政権と反ESG投資
  13. 途上国における風力発電の今後の可能性
    • 台湾、アフリカにおける開発動向
  14. 風力発電に関する公募入札の今後の見通し
    • 事業開始時期と事業統合
  15. 小型風力発電事業の現状と今後の動き
    • 日本の市場規模
  16. 世界における風力発電の市場規模
    • 中国企業の熾烈な競争と欧州企業の縮小
  17. 日本における風力発電の市場規模
    • 期待される浮体式の技術革新とコスト
  18. 2025年の風力発電事業における日本企業のとるべき最適な事業戦略

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