会社でやるべきことを集約すると、たったの2つです。1つは、原価低減で、2つ目は価値向上です。今すぐ実践できて利益を確保するには、原価低減の活動が不可欠です。工場内のすべての不良や手直しをなくせば、原価を大幅に削減でき、売上が同じでもほぼ2倍の利益を出せるのです。それくらい不良や手直しでのムダやロスが、工場内に多く存在しています。
この不良や手直しがなくならない理由の1つに、何気ないヒューマンエラー (=ポカミス) が発生する原因や真因の対策ができていないことがあります。あまりにも些細なことが多く、気づかないことがほとんどです。ヒューマンエラーを撲滅してゼロにするには、セオリーがあると考えます。実際に、10年以上出荷不良ゼロ、市場クレームゼロの工場があります。多くの実例にヒントも交えて、ヒューマンエラーの未然防止・撲滅の考え方、そして効果的なポカヨケの進め方をご紹介します。
- はじめに、ヒューマンエラーの事例紹介
- ヒューマンエラーの身近な事例の紹介
- 指導・教育・訓練の不足
- 会社でやるべきことは、たったの2つ
- 会社の目的は?
- 原価低減と価値向上
- この2つを確実に実行するには?
- ヒューマンエラー (ポカミス) とは? 未然防止の考え方
- ヒューマンエラーとは?その定義
- ヒューマンエラーの99%は、些細なことだった。だから気づきにくかったのです
- ヒューマンエラーをすぐに、しかも簡単になくすヒント
- ユニバーサルデザインの大切さ
- 今までのヒューマンエラー対策 (ポカヨケ) の取組み
- 今までの多くの失敗例
- 失敗の繰り返しの本質は、職場の規律と考えます
- これからのヒューマンエラー撲滅の考え方
- 安全で働きやすい職場づくり
- 作業環境の整備の考え方
- 社員を安全活動に巻き込む
- 安全確保が品質向上、生産性向上につながる
- フィロソフィ (思想、哲学、企業理念など) の共有化の重要性
- ヒューマンエラー撲滅の進め方
- ヒューマンエラーで、大事故にならない方法
- ハインリッヒの法則から見えること、100-1=0?、100-0=200?の意味
- 災害ゼロに取り組む姿勢、まずは3Sから始める
- ポカヨケ (注意式と規制式) の紹介と導入
- まずは作業改善から始めて、歯止めにポカヨケを導入
- 工場マネジメントの取組み
- もっと会社の財産である現場の社員を活かす
- マネジメントとは?
- 新しいマネジメントスタイルは?
- 教えるのではなく、気づかせる大切さ
- 規律を高めることで、ヒューマンエラーの未然防止・撲滅につながる
- 今すぐ実践できるポカヨケ【写真による事例紹介】
- 5S+表示標識でできるポカヨケ
- 動作経済の4原則で行うポカヨケ
- セット化・キット化で行うポカヨケ
- ポカミスの真因追及のチェックリスト
- ポカヨケの具体的事例とコメント
- 問題をすぐに発見できる「観察の仕方」
- 誰がやっても、1時間で20件以上の問題点や気づきを発見できるやり方
- 発見した問題点を80〜90%以上はほとんどお金をかけないでできる改善です
- 今まで気づかなかった(1)安全、(2)作業姿勢、(3)品質、(4)作業環境、(5)ムダ、(6)技術的な問題、(7)組織的な問題を意識して観察することで見えてきます
- ポカヨケの効果的なアプローチ
- 品質パレート机の紹介
- 情報、環境面、作業面のポカミス事例
- ポカミスの真因20
- 8つのポカヨケの紹介
- 質疑応答
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
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