液晶ディスプレイの登場により、その電極に用いられる透明導電材料はクローズアップされるようになりました。その後、タッチパネル、薄膜太陽電池など製品、技術の進化と共に透明導電材料へ求められる特性、特徴も変わりつつあります。
本セミナーでは「透明導電材料って何?」「どんなところに使われているの?」と言った基本的な解説から、透明導電材料をコーティングにより形成する「塗布型」の透明導電膜について、材料の種類、プロセスやスパッタリングにより形成される透明導電膜との違いについて説明致します。
後半では主に自社の開発事例から塗布型透明導電膜の課題や解決方法、タッチパネル、EMC対策部材、ペロブスカイト太陽電池への応用展開などについても最新の情報を元に具体的に紹介いたします。
- 透明導電材料 (膜) の基礎
- 透明導電材料 (膜) とは?
- 透明導電膜の用途 (代表的なアプリケーション、使用事例)
- 透明導電膜の用途と表面抵抗
- ITO (酸化インジウムスズ) について
- 従来の透明導電膜製造プロセス
- 透明導電材料開発の歴史と背景
- 〜2000年まで
- 2000年以降
- 近年
- 透明導電膜の種類と特徴
- ITO分散インク
- 有機導電ポリマー
- カーボン系材料
- 金属ナノワイヤ
- その他透明導電材料 (メタルメッシュなど)
- 各種透明導電膜の特性比較
- ITO系塗布型透明導電膜
- インク製造、および成膜プロセス
- スパッタITO膜との特性比較
- デバイスへの応用展開
- PEDOT/PSSインクを用いた塗布型透明導電膜
- インク製造、および製膜プロセス
- 透明電極への応用展開
- 塗布型透明導電膜を用いたEMC対策部材への応用展開
- EMC対策部材の基礎
- EMS対策:透明電波吸収体への応用事例
- EMI対策:透明ノイズ抑制フィルムへの応用展開
- 塗布型透明導電材料の現状と将来、太陽電池への展開可能性
- 塗布型透明導電材料の現状
- 最近の研究・開発動向
- 太陽電池用電極への展開可能性
- 塗布型透明導電材料の将来
- 参考文献紹介
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
アーカイブ配信セミナー
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2025年5月16日〜29日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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