化粧品の品質管理における適切な自社基準設定と安定性試験の進め方

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本セミナーでは、市場に出た商品が品質トラブルを起こさないよう予測するための現実的な試験手法を、ケーススタティを交えて講義いたします。
また、剤型別、容器別品質トラブルについても解説いたします。

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プログラム

化粧品の品質を担保するための安定性試験を実施する上で、実はその手段や手法のマニュアルは存在せず、公的機関からも品質指針が示されているのみです。そのため、各企業にて自社で確立した手段やノウハウに頼っているのが現状です。  本セミナーでは、商品が品質トラブルを起こさないよう予見するための試験手法を、ケーススタディを交えて講義致します。

  1. 法規制
    1. 品質保持基準
    2. 試験基準
  2. 安定性試験の現状
    1. 業界の実情
    2. 各企業が抱える課題点
  3. 促進試験の時短対策
  4. 試験手法の実例
    1. 物理特性からの推測
      1. 物理特性をとらえる
        • 流動性
        • 硬さ
        • 色、およびその変化
        • 粒子観察
      2. 五感検査でとらえる
        • 視覚
        • 臭覚
        • テクスチュア
    2. 化学変化からの予測
      1. 見極め方と予測
      2. 実例を踏まえて
  5. 容器形態により起こるトラブルの予測
    1. チューブ容器
    2. シリンジ容器
    3. スポイド容器
    4. ディスペンサー容器
    5. 不織布マスク
  6. 製剤毎におこる特異的品質課題の対策
    1. 水モノ剤型
    2. 乳化物剤型
      1. 遠心分離試験
      2. 動的試験
      3. 顕微鏡観察
      4. 粒度分布測定
    3. 洗顔料
    4. その他

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

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