電磁界シミュレータで学ぶ高周波技術の基礎

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ワイヤレスシステムや高速通信の電子回路は、高速・大容量化にともなって、「伝送線路」を意識した設計が不可欠です。信号は電磁エネルギーの移動ですから、電磁界の正しい理解は避けて通れません。電磁気学の面倒な計算はパソコンに任せ、結果を評価するコツを習得すれば、設計に十分役立ちます。  本セミナーでは、電磁界シミュレータで得た多くの結果から、高周波技術のポイントを学びます。配線路、基板、アンテナのどこが問題となるのかを理解し、そのノウハウを自身の高周波技術として整理します。

  1. 電磁気と電気の関係
    1. いまなぜ「電界・磁界」なのか?
    2. 「電圧・電流」から「電界・磁界」へ
    3. 電磁エネルギーとは
  2. 高周波回路のシミュレーションでわかること
    1. シンプルな基板モデル
    2. Sパラメータの評価とクロストーク
    3. グラウンド面の電流
    4. 基板からのノイズ放射問題
  3. 電磁界シミュレーションの手法とその特徴
    1. 時間領域の手法と周波数領域の手法
    2. 離散化と誤差の関係
  4. 高周波回路基板からの放射
    1. 多層プリント回路のシミュレーション
    2. 筐体に実装した状態でのミュレーション
    3. ケーブルからの放射
  5. 高周波回路と電磁界シミュレータの活用法
    1. モデルの簡略化
    2. デバイスを含むモデリング
    3. 最適な解析手法の選定
    4. 有効活用のためのポイント
  6. 高周波ノイズの測定
    1. 遠方界の測定と電磁界シミュレーションの比較
    2. 近傍界の電磁界測定

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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