ウレタンアクリレートの構造・反応メカニズムと活用術

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本セミナーでは、高硬度、強靭性、柔軟性、速硬化性、密着性等、多様なモノマーの中から欲しい物性、反応性を満たす選び方、使い方を解説いたします。

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プログラム

第1部 ウレタン、エポキシアクリレートの 構造・物性とその応用

(2025年5月8日 10:30〜12:00)

  1. 光硬化の概要
    1. 光硬化と熱硬化
    2. アクリレート樹脂の光硬化機構
    3. 光重合開始剤
  2. アクリレート樹脂系モノマー・オリゴマー
    1. アクリレートモノマー
    2. アクリレートオリゴマー
    3. エポキシアクリレート
    4. ウレタンアクリレート
    5. ポリエステルアクリレート
  3. 機能性アクリレート樹脂の応用
  4. 今後の展望

第2部 ウレタンアクリレートン種類とコーティング、接着剤への応用事例

(2025年5月8日 12:50〜14:20)

  1. 各種アクリレート概要と特長
    1. 種類と特長
    2. ウレタンアクリレート
  2. 塗料の種類・配合と硬化過程
    1. モノキュアー
    2. デュアルキュアー塗料とその適用事例
  3. 環境対応型UV硬化塗料
    1. 水性UV 硬化塗料の展開
    2. 各種水分散性UV硬化樹脂
    3. 水性ウレタンアクリレート (UV 硬化PUD) とその応用事例
  4. UV硬化型接着剤用ウレタンアクリレートの開発事例
    1. DVD ボンディング用へのウレタンアクリレートの適用
    2. タッチパネルへの適用

第3部 UV硬化型アクリル樹脂、ウレタンアクリレートの設計と機能化

(2025年5月8日 14:30〜16:00)

 UV硬化型アクリルウレタン樹脂は硬化収縮が低く薄膜基材において低カールが実現できる材料として用途展開が期待されている。ウレタンアクリレートは、水素結合による凝集力及び速硬化性に優れ電子部品等の用途で使用され、原料の選択の幅が広く用途に応じて様々な諸物性を付与させることができる。  本講演では、UV硬化型アクリルウレタン樹脂及びウレタンアクリレートの設計方法や特長及びその物性について紹介する。

  1. UV硬化概論
  2. UV硬化型アクリルウレタン樹脂の合成
    1. ラジカル重合の合成例
    2. UV硬化型アクリルウレタン樹脂の設計
    3. ウレタンアクリレートの設計例
  3. UV硬化型アクリルウレタン樹脂の性能、評価
    1. 硬度、タックフリー性、伸度
    2. 低カール化、耐SW性の両立
    3. 伸びるハードコートの設計処方
  4. ウレタンアクリレートの機能化
    1. 低カール化と耐SW性の両立
    2. 希釈性モノマーの選択と硬化性
    3. UV硬化PUDの設計
    4. 伸びと耐薬品性の両立
  5. 機能性UV硬化樹脂の設計と性能
    1. 帯電防止
    2. 親水性

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