本セミナーでは、マイクロ波加熱について取り上げ、マイクロ波加熱のメカニズム・特徴などの基礎から、プロセス、熱処理、焼結や固相反応など実際に工業化されている応用事例を交えて詳しく解説いたします。
マイクロ波加熱は、家庭用電子レンジとして広く使用されておりますが、ご飯を茶碗ごと暖めると、茶碗が相当熱くなります。瀬戸物 (セラミックス) には、水のように高周波電場で回転する分子は有りません。また金属の粉末や薄膜もマイクロ波で非常に良く加熱ができます。このように物質・材料により発熱の起こり方が異なることが知られています。 本セミナーにおいてはマイクロ波により、どんな物質がどのようなメカニズムで発熱するのか、またマイクロ波加熱は一般の加熱と何が違い、どんな特徴が有るのか、物質と電磁波エネルギーの相互作用に関して基礎的な話から始め、それぞれの現象がどのように応用できるか考えてみることにします。 本セミナーでは固体が関係するプロセス、熱処理、焼結や固相反応などを主な対象として、食品以外で実際に工業化されている幾つかの例や施行された応用例を紹介します。皆様には、何かマイクロ波加熱プロセスを現実の製造現場に生かせるヒントを見出し、新規な応用技術の開発に役立てて頂ければと思います。
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