日本では人手不足が続き、生産性が高まらないと言われています。またハラスメントへの注目が高まり、人との関わり方が以前より難しくなっています。定年が延長され年配者の働き手も増え、年上が部下になることが多くの職場で増えています。このような環境下で、職場のメンバーの生産性を高め、革新的な取り組みを行い、かつ人間関係を高めていくことが求められています。
また生成型A Iが開発され、デジタル化・機械化が一層進み、今後の10年の仕事は大きく変化することが予測されています。この変化する未来社会で、さまざまなAI、デジタル、機械を使い、またこれらを作り出し、価値ある製品やサービスを創っていくのは人の力です。人が一人ひとり、個性を出し、強みを活かしていくことが成長の鍵になります。
AIが活用され始め、今まで以上に人は対話を求めていることがわかっています。AIを活用したコールセンターでは顧客が今まで以上に対話を求め、AI開発企業がコミュニケーション不足によりバラバラになりかけました。対話不足から生じるお互いの理解不足や不信感で人が離職し、対話による相互理解・相互信頼でチームの結束が高まり一人一人が活躍し輝き、組織の生産性は大きく高まります。
人が喜んで動き、活躍する会社・組織・チームには対話が必要とされています。研究者・技術者は個人で取り組むことが多いですが、小さなイノベーションが多様な人との対話によって生み出され、大きなイノベーションに結びついています。一人の天才がイノベーションの素を見つけ出したとしても、それを活かしプロジェクトや事業として発展させるには、人の協力や支援が欠かせません。優れた研究者・技術者は、優れた対話力を身につけ、世の中に大きく貢献していくことができます。これはGoogleのアリストテレス・プロジェクトで証明されています。
したがって技術者・研究者の方にも、対話力が必須です。対話力を身につけるために、本セミナーでは講師からの一方的な説明ではなく、受講者通しの対話と聴く力の実践機会となるワークを行いながら、受講者相互の気づきの機会を増やし、考えを整理し、受講後の職場での実践に繋げていきます。
- 第1章「対話力を高めると起きる 素晴らしいこと」
- 対話力を高めると何が起きる?
- あなたの目指すところ;
- To be ありたい姿とTo becomeなりたい姿
- 生産性と人間関係性を一度に高めるコツ
- ボス型リーダーと対話型リーダーの違い
- Well – being 幸福度と対話力
- 第2章「対話型リーダーになり、 人が動き出すための基本; 在り方とスキル」
- コミュニケーションギャップが起きる理由
- ティーチング・コーチング・カウンセリングの違いと適用
- アドバイスのタイミング
- 対話型コミュニケーションの設計図
- 相手の関心を捉え対話するための基本スキル
- たったこれだけで人が動き出す、
誰にも効く「聴く力」三大スキル
- 第3章「フィードバックの新定義と 具体的やり方」
- 上司指摘型フィードバックの功罪
- 新しいフィードバックの定義
- フィードバックのタイミングと方向性
- フィードバックの具体的やり方;
- 第4章「メンバーへの教え方と、 良い行動を継続する関わり方」
- メンバーへの教え方の8要素
- 行動の捉え方
- 自発力を高める、たった一つのコツ
- 人の関わり方とパフォーマンス発揮度
- 心理的安全性を高い職場と低い職場
- 第5章「年上人材への対応法」
- 年上人材は増え続ける
- 年上人材の特徴
- 年上人材対応の基本戦略と戦術
- 「Do やること」「Don’t やっちゃいけないこと」
- まとめ・質疑応答
受講特典
講師著書 「 リーダーは「聴く力」が9割 」を進呈いたします。

受講者の声
- ワークを通じて理解を深められました。少人数だったこともあり、質疑時の回答やワークに対するフィードバックがきめ細やかに頂けたこともよかったです。
- リーダーに求められるコミュニケーションの仕方など、同じことをちょっと工夫するだけで見え方がこんなに違うものなのかと驚かされる内容が多かった。
- リーダーが身につけるべき傾聴力に学べて良かった。実践を意識して、業務に取り組もうと思った。
- 実践的で良かったです。実務で使っていきたいと思います。
- 消化しきれていない部分は、復習して理解を深めたいと考えます。セミナーに参加でき良い機会でした。
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2025年5月28日〜6月3日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は別途、送付いたします。