機械や構造物の強度の安全性や耐久性を知る手掛かりとなる応力や残留応力を実測することが可能なX線応力測定技術について概説します。
この技術は、X線回折と呼ばれる現象を利用していますが、測定サンプルの (結晶) 状態によって測定精度が影響される特徴があります。また、使用する装置に搭載されているX線検出器の種類によって、データ解析の手順が異なったり、海外製の装置と最近の日本製の装置とでも違いが生じています。こうした背景を知っておくことが本技術を有効に利用する場合や、これから装置を導入する上で大切です。
本セミナーでは、以上のような点を理解していただき、本技術を有効に利用するためのポイントをご説明します。
- イントロ:「なぜX線で応力が測れるか?」
- 必要な基礎知識
- X線について
- 結晶と工業材料
- X線回折とブラッグの法則
- 回折環 (デバイリング)
- X線とひずみ
- ひずみと応力
- 残留応力
- 世界標準法「sin2ψ法」について
- 新技術「cosα法」について
- X線応力測定の特徴
- X線的弾性定数
- 回折面依存性
- X線侵入深さ
- マクロ応力とミクロ応力
- 適用範囲と測定の限界
- 三軸応力の影響
- 応力勾配の影響
- 集合組織の影響
- 複合材料の影響
- その他
- 適用材料
- 鋼材
- その他の金属材料
- 薄膜
- セラミクス
- 複合材料
- 最近の動向
- 実習 (測定データの解析)
- まとめ
- 質疑
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