生分解性プラスチックの環境中での分解メカニズムと評価手法

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本セミナーでは、生分解性プラスチックの分解メカニズムの基礎から解説し、生分解性プラスチックの評価手法、生分解性プラスチックに関する認証とその動向、生分解性プラスチックの実用化に向けた課題と今後の展望について詳解いたします。

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プログラム

近年、プラスチック廃棄物による環境負荷の低減を目的として、生分解性プラスチックの開発と利用が進められている。しかし、その環境中での分解挙動は、材料特性や分解環境の影響を大きく受けるため、目的に応じた環境条件で評価することが重要である。  本講演では、生分解性プラスチックの環境中での分解メカニズムについて解説し、特に微生物による分解プロセスや表面劣化の進行について紹介する。また、分解特性を適切に評価するための試験方法として、標準試験法に加え、環境中での実態に即した評価手法や加速試験の活用についても紹介する。さらに、分解評価において考慮すべき課題や、今後の展望についても触れ、持続可能なプラスチック利用に向けた科学的視点を提供する。

  1. プラスチックゴミ問題と環境汚染
    1. プラスチックの大量生産と廃棄の現状
      • 生産量の推移
      • 廃棄量の増加
      • リサイクル率の問題
    2. 環境中に蓄積するプラスチックゴミ
      • 海洋プラスチック、マイクロプラスチックの発生源
    3. プラスチックの劣化と長期的影響
      • 紫外線や摩耗による劣化と微細化
      • 完全分解の困難性
    4. 生態系への影響
      • 海洋生物の誤食
      • 生物濃縮
      • 化学物質の吸着・放出
  2. プラスチックゴミ問題に対する法律・規制・取組み
    1. 国際的な取り組みと条約
    2. 各国の法規制及び取組
  3. 生分解性プラスチックの基礎知識
    1. 生分解性プラスチックの定義と種類
    2. 生分解のメカニズム
    3. 生分解性プラスチックの生分解性と環境条件の関係 (分解速度の違い)
      • 温度
      • 湿度
      • 微生物の種類
  4. 生分解性プラスチックの識別表示
    1. 生分解性プラスチックの認証制度
      • OK Compost
      • BPI
      • DIN CERTCOなどの国際規格
    2. 各国の識別マークと消費者向け表示
      • バイオマスマーク
      • 日本バイオプラスチック協会の認証
  5. 生分解性プラスチックの生分解性評価
    1. 生分解試験法の概要
      • ISO 14855
      • ISO 14851
      • ISO 15985など
    2. 生分解評価の環境条件 (試験の違い)
      • コンポスト
      • 土壌
      • 海洋
      • 水中環境
    3. 試験装置と測定方法
      • CO2発生量測定
      • 重量減少測定
      • 分子量変化の分析
    4. フィールド試験
  6. 生分解性プラスチックの開発動向と海洋生分解性の評価法
    1. 最新の生分解性プラスチックの研究開発
      • 高機能化
      • 生分解速度の向上
      • コスト低減
    2. 海洋生分解性試験法の現状
    3. 今後の課題と展望

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