本セミナーでは、ホログラフィ技術の基本原理、記録材料および特に最近、エレクトロニクスメーカーを中心に実用化研究が盛んである車載用ヘッドアップディスプレイへの応用の可能性、および技術課題と今後の展望について詳細に解説いたします。
HUDの最新開発状況からSID2024やCES2025の最前線まで、次世代ディスプレイシステム開発に欠かせない情報を解説いたします。
2010年代に入ってから、産業分野におけるAR/VR技術の活用の進展伴い、ヘッドアップディスプレイ (HUD) やヘッドマウントディスプレイ (HMD) の製品開発が非常に盛んになってきている。それに伴い、ホログラム技術に基づく開発成果が数多く報告されてきている。ホログラム技術の歴史は古く、1940年代に研究が始まり、当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品を中心に広く知られるようになってきた。その後、60年を超える開発期間を経て、セキュリティ用途などの応用製品に発展し、最近はソニー社や米国デジレンズ社の導光板への適用などを始め、国内外において各種光学素子の実用化が進展している。 自動車用HUDシステムについても、従来は高級車のみへの搭載だったが、最近は軽自動車を含めた一般車においても標準搭載やオプション設定による搭載が広がってきており、一般への認知度が非常に高くなってきている。 講座では、ホログラム技術の基本原理や特徴を一通り紹介し、これらの技術を応用したHUDの開発状況および ホログラムHUDの実用化に向けた課題、さらに最近のHUD関連の話題や今後の展望について解説する。
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