品質向上のための実践的な製品設計と品質問題の防止

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本セミナーでは、設計段階で「当たり前品質」を確保するための考え方や方法を分かりやすく解説いたします。
また、最近急速に普及が進みつつある生成AIを使った品質向上の取組みも紹介いたします。

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プログラム

製品の品質には、「当たり前品質」「性能品質」「魅力的品質」の3種類があるといわれています。差別化するためには「性能品質」や「魅力的品質」が重要ですが、「当たり前品質」をおろそかにすると、重大な品質問題やリコールに繋がり、経営の継続さえ危うくなります。そこで、限られた時間で効率的に「当たり前品質」を確保し、「性能品質」「魅力的品質」に注力することが重要になります。  本セミナーでは、経験豊富な講師が、設計段階で「当たり前品質」を確保するための考え方や方法を、若手設計者から管理者まで分かりやすく解説します。 また、最近急速に普及が進みつつある生成AIを使った品質向上の取組みも紹介します。

  1. 品質向上の取組みの重要性
    1. ますます重要になる品質の確保
    2. 品質とは何か?
    3. 設計の進め方
  2. 品質向上の取組みの切り口
    1. 品質向上を実現するために
    2. 再発防止活動と未然防止活動
    3. 設計の仕組み 〜品質向上を実現するための5つのポイント〜
      1. 組織文化
      2. 人材
      3. 設計資産
      4. 設計プロセス
      5. マネジメント
  3. 品質問題の再発を防ぐ (再発防止活動)
    1. 再発防止活動とは
    2. 直接原因と根本原因
      1. 直接原因の対策
      2. 根本原因の対策
    3. 設計ルール作成のポイント
    4. 設計者のエラーと人の能力の特徴 (エラーの完全防止は不可能)
    5. エラー防止の考え方 (エラープルーフ化)
    6. チェックリスト
  4. 品質問題を未然に防ぐ (未然防止活動)
    1. 未然防止活動とは
    2. なぜ未然防止活動が必要なのか
    3. 問題発見の考え方
    4. デザインレビュー (DR)
    5. 品質機能展開 (QFD)
    6. FMEA (故障モード・影響解析)
    7. FTA (故障の木解析)
    8. FMEAとFTAの使いわけ
    9. リスクアセスメント
    10. 試作・評価
  5. 生成AIによる品質向上の取組み
    1. 生成AIによる品質向上の考え方
    2. 気づき支援
    3. FMEA・FTAでの活用法
    4. 蓄積した設計資産のフル活用
    5. スプレッドシートで生成AIを設計プロセスに組込む
    6. コードを使って設計品質向上

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