ラミネート技術は、ロールtoロールにより、複数のフィルム材料を積層化させ、高付加価値の積層フィルムを製造する技術として、包装材料をはじめ、幅広く、産業・工業材料として利用される展開性の高い加工技術である。実際の生産では、ヒートシール性や欠陥対策など、ラミネートにおける様々な問題が発生するが、これらを対処していくにはラミネートプロセスの特性を理解するとともに、トラブル・対策事例を知って、事前に備えておくことが必要である。
本セミナーでは、これらラミネート技術の基本と実践について、初心者でも分かり易く解説するとともに、ロールtoロールによるラミネート製造プロセスにおける課題やトラブル対策など、実例や特許事例をふまえて説明する。
- ロールtoロール (RtoR) の概要
- RtoRプロセスとは
- バッチプロセスとの比較
- RtoRによる機能付与
- 基材の種類
- ラミネートとは
- ラミネートの定義
- ラミネートの構成例
- ラミネートの基本プロセス
- ラミネートの種類
- フィルム成形
- ラミネートと製膜の比較
- ラミネート技術におけるポイント/課題
- ドライラミネート技術
- プロセス構成
- ドライラミネートの特徴/概要
- ドライラミネートにおけるトラブルと対策
- ラミシワ
- 熱シワ
- その他シワ
- 巻きズレ
- トンネリング
- カール
- その他トラブル
- 接着層塗布技術
- 特許事例にみるトラブル対策
- 熱 (サーマル) ラミネート技術
- プロセス構成
- 熱ラミネートの長所/課題
- ヒートシールについて
- 熱ラミネートにおけるトラブルと対策
- ラミシワ
- 熱シワ
- その他シワ
- 巻きズレ
- トンネリング
- カール
- その他トラブル
- 金属箔ラミネート/特許事例
- 難接着性材料対応/特許事例
- 特許事例にみるトラブル対策
- その他ラミネート技術
- ウェットラミネート
- ホットメルトラミネート
- コールドラミネート
- リキッドラミネート
- 転写ラミネート
- その他特殊ラミネート
- 補足1:ラミネート周辺技術のトラブル対策
- 塗布液の調製:課題と対策
- フィルム欠陥の要因と対策
- 表面処理技術:課題と対策
- ハンドリング技術:課題と対策
- 裁断 (スリット) 技術:課題と対策
- 補足2:検査技術
- 外観検査:インライン検査
- 積層膜評価技術
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
アーカイブ配信セミナー
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2025年3月11日〜25日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。