第1部 メガソーラー事業の金融戦略
(2012年9月27日 13:00〜14:40)
欧州で2003年以降、太陽光発電所の建設が急増したのは、全量買取制度の導入と共に、それを支える金融インフラがあったからである。
日本においても本年7月に全量買取制度が導入され、様々なプロジェクトが全国で計画されているが、これらプロジェクトの実行には効率的な資金調達が不可欠となっている。
今回の講演では、日本におけるメガソーラー事業推進にはどのような金融戦略が必要かについて、グローバルスタンダードを踏まえながら議論していく。
- メガソーラー事業のリスク
- 開発段階: 開発リスク
- ファインディング
- 土地開発
- 電力会社系統連係
- 建設段階: 完工リスク
- 運営段階: オペレーションリスク
- 海外で一般的な資金調達手法
- 開発資金
- 建設資金
- 運営段階
- プロジェクトファイナンス
- エネルギーファンド
- デット・エクイティレシオとIRR
- リファイナンス
- 国内メガソーラー事業の金融戦略
- 銀行
- リース会社
- ファンド
- その他
第2部 再生可能エネルギー発電事業のリスクと保険の役割
~ 太陽電池業界の投資可能性向上の為に ~
(2012年9月27日 14:50〜16:30)
- ミュンヘン再保険の戦略的取り組み:気候変動 ~ 再生可能エネルギー ~
- 新たな保険のビジネスチャンス
- メーカー向け延長性能保証カバー
- メーカー向け保険の基本的な仕組み
- メーカー向け保険導入の効果
- 投資家のためのオプションの補償
- 投資家のためのオプションの補償: 基本コンセプト
- 投資家のためのオプションの補償: メーカー向け保険との対比
- 投資家のためのオプションの補償: 導入の効果
- 投資家のためのオプションの補償: 他の手法との対比
- 保険業者としての要件
- 再生可能エネルギー業界向けの様々なカバー