制御工学の基礎〜古典制御編

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、伝達関数の意図するところ、ボード線図の見方・活用方法、制御器の満たすべき条件や調整指針など、古典制御が得意とする周波数領域でのアプローチについてその概要と数式での裏付けを説明いたします。
これにより、どこに着目すべきなのか、どのように調整すれば良いのか、といった疑問を解決していきます。

日時

中止

プログラム

大学で学ぶ制御工学の学び直しを目的に、現代においても幅広く用いられている古典制御について説明します。古典制御が用いられる理由として、安定余裕という考え方を用いることから、制御対象の数学モデルに誤差が含まれていても、ある程度は安定に動作させることができるといった実用性が高い点が挙げられます。  本セミナーでは、伝達関数の意図するところ、ボード線図の見方・活用方法、制御器の満たすべき条件や調整指針など、古典制御が得意とする周波数領域でのアプローチについてその概要と数式での裏付けを説明します。これにより、どこに着目すべきなのか、どのように調整すれば良いのか、といった疑問を解決していきます。

  1. フィードバック制御の概要
  2. 線形時不変システムとラプラス変換
  3. 伝達関数とブロック線図
    1. インパルス応答とたたみ込み積分
    2. 伝達関数
    3. ブロック線図
  4. 周波数領域における表現
    1. 周波数伝達関数と周波数特性
    2. ボード線図
  5. 制御系設計指針
    1. 安定判別法と安定余裕
    2. 内部モデル原理
    3. 過渡特性の評価
    4. ループ整形法の考え方
    5. PID制御

受講料

ライブ配信セミナーについて