LCA (ライフサイクルアセスメント) から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築

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CFRPは風力発電、航空宇宙、圧力容器、自動車分野を中心に市場拡大が進んできた。いずれの分野においてもカーボンニュートラルに向けた世界的な動きの中でサステナビリティへの対応が求められており、CFRPの貢献が期待されていると言える。  CFRPはその軽量高強度の特性を活かし、航空機、自動車等の輸送用機器の燃費向上に寄与している。また、要求が高まっている温室効果ガス排出量の削減についても軽量化を通した役割が期待されている。  カーボンニュートラル実現への柱でもある再生可能エネルギー・水素エネルギーの活用においても、CFRPは風力発電機の大型化、燃料電池車に搭載される水素容器への適用を通して、貢献している。  一方、CFRPによるサステナビリティへの対応においては、CFRPの製造から使用に伴う温室効果ガス排出量の削減についてライフサイクル全体を通した評価が求められるようになってきている。現状、CFRPはその使用によりCO削減効果が期待できる反面、製造時のCO2排出量が他材料に比べて多く、カーボンニュートラルの面では課題も残されている。また使用後のCFRPはこれまで埋立て処分がなされてきたが、CO2排出量削減および資源循環の観点からも、リサイクルが更なる市場拡大の課題となっている。  本セミナーでは、ビジネス展開の鍵ともなっているサステナビリティへの貢献に注目しつつ、LCA (ライフサイクルアセスメント) から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築の取り組みについて紹介したい。

  1. CFRPを取り巻く環境
    1. カーボンニュートラルへの動き
    2. CFRP 需要分野における環境対応
  2. CFRPサプライチェーンの動向
    1. 素材メーカー (炭素繊維)
    2. 素材メーカー (プラスチック)
    3. 中間材料メーカー
    4. 成形・加工メーカー
  3. CFRP主要需要分野の動向
    1. 風力発電
    2. 航空宇宙
    3. 圧力容器
    4. 自動車
  4. リサイクル
    1. リサイクルのニーズ
    2. サプライチェーンの取り組み状況
    3. 技術開発動向
    4. 市場動向
  5. CFRPのライフサイクルアセスメント
    1. CFRPの製造に関わるCO2排出量
    2. サプライチェーンCO2排出量から見たCFRP
    3. LCAからみたCFRPのリサイクル
  6. カーボンニュートラルへの動きとCFRPの用途展開
  7. まとめと今後の課題

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