晶析操作の基礎から結晶化現象の解析方法・結晶品質の制御戦略

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本セミナーでは、晶析操作の基礎から、核発生や結晶成長など、結晶化現象の解析方法、そして結晶品質制御までを解説いたします。

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プログラム

晶析操作は分離精製と結晶粒子製造の二つの用途に使われており、医薬品や食品をはじめとして、様々な化学製品・工業で利用されている。目的製品が結晶性の粒子である場合には、粒径分布、平均粒径、結晶形状 (形態) 、結晶多形、結晶の色や手触りなどの品質を注視し晶析操作が行われている。工業的応用を目指した結晶粒径分布および結晶純度の制御は、とても重要なことである。  製品としては、〇〇mmの大きさの揃った結晶粒子を、同一構造で、□□Kg製造 (純度は、98%以上で、短時間で、小さなスペースで) が、要望される。医薬品の多くが固体粒子、しかもそのほとんどは結晶であるといわれる。したがって、医薬品製造において、晶析の果たす役割は重要であるが、晶析はいにしえの分野だと見なされているようだ。  しかし、これは見方を変えれば晶析を先進の技術に変えることにより、大きな進歩が期待できることを示していることになり現在も研究が進展している。

  1. 晶析について
    1. 晶析の目的
    2. 固体材料創製,医薬品製造と晶析
    3. 結晶構造と物性
  2. 晶析現象
    1. 固液平衡と結晶化推進力
    2. 核発生、結晶成長
    3. 粒径分布、個数密度、結晶純度
  3. 晶析操作と晶析装置
    1. 晶析操作
    2. 晶析装置
    3. 晶析装置内の撹拌・混合
    4. 結晶多形現象
    5. 結晶形態、結晶粒径分布変化
    6. 撹拌作用と結晶品質との関係
    7. 撹拌操作とスケールアップ
  4. 最新トピックス
  5. まとめ
  6. 質疑応答

受講料

複数名同時申込割引について

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