バイオミメティクス (生体模倣) 着想法と異分野融合のススメ

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「生体模倣―生物学と工学の融合」と「医工連携 (融合) 」、一見全く無関係でお互い異質にさえ見える異分野融合の形態であるが、実は、その実現プロセスには多くの共通点がある。前者は、「工」のニーズと「生」のシーズをいかに融合するか、後者は、「医」のニーズと「工」のシーズをいかに融合するか、が重要なポイントであり、ちょうど「工」の立場が逆転しているが、実は、この点にこそ「生体模倣」プロセスを具現化するためのヒントが隠されている。  本講演では、これまで約15年間にわたり多くの「医工連携」「産学連携」研究を推進し、さらに「生体模倣」プロセスを取り入れることで、「医工生融合」を実現した講演者の実体験を踏まえ、通常の学会における成果発表ではほとんど明かされることのない異分野融合の形態や異分野の知見・成果を応用する際の試行錯誤のプロセスを整理・紹介し、バイオミメティクス (生体模倣) 着想の方法論について迫りたい。

  1. はじめに ~バイオミメティクス (生体模倣) 着想法 ~
  2. 問題の本質を見極める
  3. 生物学的知見の工学的な解釈と再解釈
  4. 生体模倣アプローチの導入による「生・工・医」融合の開発・プロセス事例
    ~生体ゆらぎに学ぶ内視鏡手術支援ロボット~
    • 「医」「工」融合だけでは解決できない問題点
    • ゆらぎ方程式との出会い (生体ゆらぎ)
    • ゆらぎ方程式の工学的解釈
    • 制御問題におけるゆらぎ方程式の工学的「再解釈」
    • 実装例
    • まとめ
  5. 異分野交流のススメ
    ~ 医療機器開発プロジェクトを例にした異分野融合の実例より~
    • 「工」発 医工連携 (学内共同研究) の場合
    • 「医」発 産医連携→医工連携 (学学共同研究) の場合
    • 「医工」発 医工連携→産医連携 (産へ技術移転) の場合
    • 「工」発 医工産連携 (産学共同研究) の場合
    • 「医」発 医工産連携 (共同研究講座) の場合
  6. 総括

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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