費用対効果 (日本版HTA) 評価の基礎講座

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本セミナーでは、費用対効果評価制度に関して、講師の厚生労働省在籍時に培った薬事業務経験を活かし、具体例 (トリンテリックス、リフニア、キムリア) を用いて解説いたします。
また、2024年度診療報酬改定における費用対効果評価制度の改正点を紹介するとともに、骨太の方針2024から見える今後の展開についても考察いたします。

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プログラム

免疫チェックポイント阻害薬等の登場により、外科手術、化学療法、放射線療法が主流であったがん治療法に免疫療法という新たな選択肢を提供するなど、革新的な新薬の創出は、医療に多大な貢献を与えてきた。しかし、その一方で、革新的な新薬は総じて高額であることから、医療財政悪化の要因となっており、国民皆保険を維持すべく、政府は、2016年12月に「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」を策定した。  費用対効果評価制度は、この基本方針を受けて2019年4月に導入された制度であり、文字通り、既存薬を対象として費用対効果を評価し、その評価結果を薬価に反映する制度である。  本セミナーでは、この費用対効果評価制度に関して、講師の厚生労働省在籍時に培った薬事業務経験を活かし、具体例 (トリンテリックス、リフニア、キムリア) を用いて解説する。また、2024年度診療報酬改定における費用対効果評価制度の改正点を紹介するとともに、骨太の方針2024から見える今後の展開についても考察することとする。

  1. 費用対効果評価制度の概要
    1. 費用対効果評価とは
    2. 費用対効果評価の対象品目
    3. 費用対効果評価の分析・評価の流れ
  2. 費用対効果評価の薬価への反映
    1. 新薬の薬価選定スキーム
    2. 費用対効果評価結果の薬価調整方法 (類似薬効比較方式の場合)
    3. 費用対効果評価結果の薬価調整方法 (原価計算方式の場合)
  3. 2024年診療報酬改定
    1. 2024年診療報酬改定の概要
    2. 2024年診療報酬改定における費用対効果評価制度の改正点
    3. 骨太の方針2024から見える今後の展開

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