新製品の創出と成功は簡単ではありません。どんなイノベーティブな企業でも絶対値としての勝率は決して高くはありません。しかし、それでも相対的には競合より高い勝率を実現する企業は生き延びます。そのためには何が必要か?何をしてはいけないか? 限られたスタープレイヤーに依存する「博打的」期待ではなく、社員の誰からもアイディア気づきを引き出し、育て、形に仕上げていく、「確率論」で勝負する態勢にするにはどうするか? 製品案の創出から実現に至るまでのプロセスについて、大切な種を潰さずに花開かせるにはどうすべきか、その王道の手順と要諦をお話します。
関係者一人ひとりが組織で共有認識し、きちんと理解し実践することで、「価値ある勝ち」が積み重なり、利益と人材活性化が連動する「つよい企業の土台」ができるはずです。
- 製品開発プロジェクトにおけるよくある問題点
- 何がいけなかったのか?失敗、頓挫の事例に学ぶ
- 成功する新製品開発プロジェクト・マネジメントの要諦
- 外してはいけないポイント、抜きん出るコツ
- 何をなぜつくるのか?マーケティングと事業戦略の基本
- 商品コンセプトの基本 – つくりたい、売りたいものをどう定義し言い表すか
- 差別化とは何か?なぜか?
- 市場時期別の特徴 – 参入タイミングによって異なる売れるもの
- 経営者視点で考える事業ポートフォリオ – 高収益が継続する事業の組み合わせとは?
- 新製品アイディア創出のアプローチ
- 技術シーズから考える
- 技術の棚卸しと強みの本質の抽出
- 技術の歴史とトレンド予測から自社のアドバンテージを探す
- 顧客ニーズから考える
- 潜在ニーズを発見する調査分析のポイント
- 気づかない、言葉にされない課題のみつけかた
- ネーミングとコンセプトから考える
- ソリューション設計 – 複数の要素を絡めて総合的に解決する
- 案の創出と評価
- 案を産ませる創造的思考のアプローチ – ユニークブレインラボ®の要点
- 案の評価と意思決定基準 – 可能性を潰さずに育てるための物差しのつくりかた
- 仮説検証をいかに早くまわすか?
- 仮説とは何か?検証するとは何か? 質と効率を両立する考え方
- 実験のデザイン – 能動的・創造的に組み立て実践するコツ
- 市場性テスト:低コストで途切れないテスト・マーケティングを繰り返すには?
- 新製品を創発する組織のありかた
- 新しいものが生まれて不思議がない態勢とは
- 起業家的人材の行動様式とマインドセット – 人材発掘と育成のポイント
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