本セミナーでは、デザイン思考の基礎、実践的な活用法、デザイン経営のキーパーソンとなり得る共創型人材の素養について、豊富な経験に基づき、事例・ワークを交えながら実践的にわかりやすく解説いたします。
最新技術や高品質な製品を単純にありがたがる時代は過去のもの。現代は、顧客に思わず欲しい!と思わせるイノベイティブな製品を生み出せる企業が市場を支配するようになった。しかし、いまだに多くの日本企業はモノづくりで培った自社の強みや匠の技術に頼ったプロダクトアウト型の製品開発体制を維持し続けており、グローバル競争環境下での弱みとなっている。そこで注目されるようになったのが、AppleやDysonが新製品開発に活用している「デザイン思考」です。 デザイン思考とは、「自社の技術優位性」や「競合他社との差別化」により製品開発するのではなく、「ユーザーが真に欲しいものは何か」を起点に、既存の製品とは異なる新たな価値を備えた製品をいち早く市場に提供しようとする思考プロセスを体系化したものです。 しかし、技術シーズを起点にしないため、デザイン思考は、”使いにくい” ”期待通りの結果が得られない”との声も聞かれます。 また、デザイン思考に付きまとう”曖昧さ”が、理論の積み上げに慣れた人たち (エンジニアなど) には、腹落ちしにくい要因となっています。これら欠点を解消し、”エンジニアのためのデザイン思考”として誕生したのが『シーズ起点型デザイン思考』です。 本研修は、この『シーズ起点型デザイン思考』の誕生に深く関わってきた講師自らが解説する講座です。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。