人工知能 (AI)、5G/Beyond 5G (6G)、自動運転 (レベル3、レベル4)の結合があらゆる場所/場面で注目されている。一方、通信端末分野 (スマホ) では、先駆けてAIとbeyond5G/6Gの結合が実現されてきた。使われる情報量の増大と共に使われる周波数は “GHz” 、 “ミリ波”、“THz”と高周波数化が進むであろう。本講座では5G/Beyond 5Gのデバイス・基礎技術を紹介し、これらの誤動作を防ぐ“電波障害対策”にそして5G/6G技術の完全な実現のために電波シールド・電波吸収体の技術を解説する。メタマテリアル (古くはメタサーフェス) が、ミリ波からテラヘルツ波の電波吸収体・電波シールドにおける人工材料・人工表面として考えられ、研究が盛んである。
本報告では、電波伝搬の基礎から5G/Beyond 5Gのデバイスと、遠方界・近傍界用電磁波シールド・電波吸収体の設計及び評価、メタマテリアル・多層メタマテリアルによる電磁波吸収と電磁波シールドの設計及び評価をミリ波からテラヘルツまで中心に報告する。
- 5G/beyonnd5Gの世界
- 移動通信システムの進化、ITSとは
- 5G/beyond 5Gの取り組み/研究戦略/ミリ波
- 中国の5G事情/インドの5G事情
- 自動車の電子機器の住み分け
- CASEとは/自動運転のレベル分け/現在のレベル3/AI搭載のレベル4の実現
- 自動運転の車載LiDAR/RoboSense MEMS LiDAR
- 自動車の電動化トレンド/磁気位置センサー/MEMSジャイロ
- ミリ波レーダの医療用応用
- ミリ波実現のための高周波対策
- ミリ波の空間伝搬ロス
- 高周波基板の変遷
- PackageはLCP/LTCC/フッ素樹脂か
- 低損失材料マップ/高周波基板
- 高周波基板用フッ素樹脂の改良/高周波特性 (誘電率と誘電損失)
- ガラス基板/今最も注目
- RFフロントエンドの高周波フィルターの変遷/ミリ波フィルターの実現
- ノイズ対策部品/Lキャンセルトランス
- 電波伝搬・ロッド・ループアンテナ周りの電磁界分布
- 電磁波の入射・反射
- ロッドアンテナ近傍の電磁
- ループアンテナ近傍の電磁
- 空間を伝搬する電磁波、電磁波の入射・反射
- 電波シールド効果と反射・吸収損失の導出
- 媒質中の電波伝搬と電波シールド
- シェルクノフの式
- 反射損失、吸収損失の導出
- 波動インピーダンス
- 遠方界のシェルクノフの式導出
- 近傍界のシェルクノフの式導出
- 反射損失、吸収損失、
- 近傍界の磁界源近傍のシールド効果の改善
- シールド特性評価法 (遠方界と近傍界)
- KEC法 (近傍界)
- ストリップライン法 (Rtp・近傍界)
- 近傍電磁界プローブ法 (近傍界)
- 電波吸収体設計と評価
- 単層電波吸収体設計
- 広帯域電波吸収体 (導電性不織布) (ミリ波)
- 周波数選択 (FSS) による電波シールドから電波吸収体への展開
- 周波数選択表面 (FSS) とは、メタマテリアルとの類似性
- ループフィルター特性、ループスロット型フィルター特性、ダブルスクウェア-ループ特性
- FSSの形状変化、Multi-layer FSSへ
- 2多層メタル表面 (メタマテリアル) を用いたMHz帯吸収体 (Landy)
- 多層メタル表面 (メタマテリアル) を用いたTHz帯吸収体 (Tao)
- 多層メタル表面 (メタマテリアル) を用いたMHz帯電波吸収体の設計 (FDTD法、我々)
- テラヘルツ電波吸収体の設計
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
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