エクソソームを用いた薬物送達・診断における開発・技術動向と実用化に向けた課題

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本セミナーでは、エクソソームに関する基礎知識やエクソソーム研究の実情と、解決方法について解説いたします。

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プログラム

本講演では、エクソソームの産生機構・細胞間コミュニケーションの基礎、及び、単離エクソソームを用いた薬物送達と診断法の世界的な動向を中心に、我々の成果を含めた研究・技術紹介を行います。また、将来の実用化に向けた課題についても議論します。実際の基礎研究における実験のコツや、合成ペプチドを用いたエクソソーム機能化等の実践的な技術内容も含めてお話します。

  1. エクソソームの基礎
    1. 細胞分泌小胞の種類
    2. エクソソームの発現・内包分子
    3. エクソソームの分泌・細胞内取り込み機構
    4. 単離技術の長所・短所
    5. エクソソーム可視化技術 (蛍光検出) の長所・短所
  2. エクソソームを基盤とした薬物送達技術の開発動向
    1. エクソソームを基盤とした薬物送達の世界的動向
    2. タンパク質発現系を用いたエクソソーム送達機能化
    3. 機能性ペプチド修飾によるエクソソーム機能化技術
    4. エクソソームへの薬物内包技術
    5. 薬物送達における実用化に向けた課題
  3. エクソソームを基盤とした診断技術の開発動向
    1. エクソソームを基盤とした診断技術の世界的動向
    2. 内包分子の種類と関連疾患
    3. 検出技術
    4. 疾患診断における実用化に向けた課題
  4. まとめと将来展望

受講料

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