微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、微生物試験の結果の信頼性を得るために何が必要か、何が不足しているか、講師の豊富な経験を基に解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

国際的には、「適格な運営を行い、妥当な結果を出す能力があることを実証できる」ことがラボラトリの能力であるとされています。  本セミナーでは、微生物試験における「試験方法の妥当性確認及び検証 (Validation & Verification of methods) 」、「測定結果の計量トレーサビリティ (Metrological traceability of measurement results) 」及び「測定不確かさの評価 (Evaluation of measurement uncertainty) 」を解説すると共に、これらを理解し、実証するために必要な微生物試験における統計処理について具体的事例に基づいて解説します。  さらに、本セミナーでは演者のISO/IEC 17025の認定審査の経験に基づき、試験結果の利用者の信頼を得るために何が必要か、多くの試験所で何が不足しているかを解説します。

  1. 試験の信頼性とは
    1. 試験結果の信頼性確保の国際標準化/国際標準化の背景にあるWTO協定
    2. ラボラトリの能力 (competence)
      1. コーデック委員会等の国際機関が求めるラボラトリの能力
      2. ISO/IEC 17025:2017とは
  2. 微生物試験結果の妥当性を実証するための統計の基礎
    1. 用語について
    2. データ処理の基本
  3. 妥当な結果を出す能力があることを実証するための要件
    1. 試験方法の選定、検証及び妥当性確認
      1. 試験法の選定
        • 微生物試験の位置付けの変化
        • リスク評価に基づく科学的根拠のある微生物基準の設定
        • 迅速・簡便法の位置付け
      2. 試験法のValidationとVerificationとは?
    2. Metrological (計量計測) トレーサビリティの確立
      1. 計量計測トレーサビリティとは?
      2. 微生物試験結果の計量計測トレーサビリティの確立とは?
      3. 設備及び器具の保守管理と校正
    3. 微生物試験結果の妥当性の確保
      1. 結果の妥当性のモニタリング
      2. 他のラボラトリの結果との比較によるパフォーマンスのモニタリング
  4. 測定不確かさの評価
    1. 測定不確かさとは?
    2. 測定不確かさの評価方法
    3. 微生物試験における測定不確かさ

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信セミナーをご希望の場合

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合