開発段階における規格設定、分析法Val、有効期間設定、安定性等の運用

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プログラム

  1. 規制 (ガイドライン) 並びにCTD-Qとの関連性
  2. 規格設定の考え方
    1. 原薬の品質 (規格) と安定性
    2. 製剤の品質 (規格) と安定性
    3. 治験薬の品質管理におけるポイント
      1. 治験原薬
        • 原料の規格設定・試験判定
        • 中間体の工程内試験の規格設定・試験判定
        • 粗原薬での規格設定・試験判定
        • 原薬の規格設定・試験判定
        • 治験薬
        • 原料の規格設定・試験判定
        • 工程内試験の規格設定・試験判定
        • バルク製品での品質試験
        • 包装資材・ラベルの規格設定・検査判定
        • 最終製品検査
        • 安定性試験の実施
    4. 出荷のための判定基準と有効期間を考慮した判定基準
    5. 治験薬の品質規格
      1. 不純物管理の目安:0.1% … 「ICH Q3A,Q3B」
      2. 報告が必要な閾値 (Reported Threshold)
      3. 報告データと構造決定並びに安全性確認の要/不要の判定
      4. 原薬中の不純物の判定基準の設定
      5. 製剤中の分解生成物の判定基準の設定
  3. 試験法の設定と分析法バリデーション
    1. 製剤における分析値の分布,分析法の分布及び 消費者危険率と規格値との関係
    2. 分析法バリデーションの実験計画立案
    3. 分析法バリデーションの実施方法
      • 特異性のまとめ方
      • 特異性の検討手順のポイント
      • キャリブレーションカーブ
      • 直線性の検討手順のポイント
      • 検出限界 (DL) 並びに定量限界 (QL)
      • DL/QLの検討手順のポイント
      • 真度の検討手順のポイント
      • 精度の算出方法と評価
      • 併行精度と室内再現精度のまとめ方
    4. HPLC法におけるシステム適合性
  4. 有効期間の設定
    1. 治験薬の有効期間と安定性
    2. 治験薬の貯法・有効期間
    3. 使用期間,リテスト日の設定・延長・更新
    4. 含量データに基づいた両側判定基準による有効期間の推定
    5. 分解生成物に基づいた上限判定基準による有効期間の推定
  5. 品質管理のポイント
    1. 査察のポイントから,ICH-Q9とQ10の観点から

講演内容より抜粋

 規格に設定する試験方法と判定基準については, その妥当性を示す必要がある。この妥当性は,開発段階における関連するデータ,薬局方記載の基準, 毒性試験や臨床試験に用いられた原薬及び製剤のロットの試験データ,加速試験及び長期安定性試験の結果などに基づいて立証する必要がある。  更に,分析並びに製造の際に起こり得るバラツキについて,その妥当な範囲を考慮すべきである。申請書に記載の保存条件で行われた安定性試験やスケールアップ/バリデーションに用いられたロット,特に,基本となる安定性試験に用いたロット (Primary Stability Batches) の試験結果についても,規格の設定とその妥当性の立証の際に考慮に入れるべきである

会場

東京都立産業貿易センター 浜松町館
105-0022 東京都 港区 海岸1-7-8
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