スプレッドシートの合理的バリデーションとデータインテグリティ管理・運用の具体的ポイント

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本セミナーでは、データインテグリティの指摘を受けやすいスプレッドシートの効率的バリデーションについて、「バリデーション規程」、「バリデーション文書のひな型」により、定型化してすぐに使えるように、わかりやすく解説いたします。

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プログラム

本セミナーでは、スプレッドシートの効率的CSV実務を、以下の実務文書により具体的に説明する。

 チェックボックス式の『文書テンプレート』によりスプレッドシートのCSVを定型化できるのが本講座の特徴である。コンピュータ化システムバリデーション (CSV) に馴染みのなかった方でもさくさくとバリデーションできるようになる。  VMP (スプレッドシートのCSV規程) と文書テンプレートはワードファイルにてご提供するので、自由にカスタマイズしてすぐにご使用いただける。スプレッドシートの効率的なCSV実務をCSVの基礎から入門者にも判りやすく解説する。また、監査証跡がないスプレッドシートの危険性を説明する。なお、データインテグリティ指摘を受けやすいスプレッドシートについても解説する。査察指摘の開示が最も進んでいるのはFDAであり、生の査察指摘文書 (FDA Form 483) をすべて入手できる。  本講座では、米国情報公開法 (FOIA) にもとづきFDAへ開示請求して入手した2,500件を越す生の査察指摘事例を交えてスプレッドシートの運用と管理を説明する。ERES (電子記録/電子署名) とCSVの基礎を説明したうえでFDAの査察指摘事例を紹介するので、コンピュータに馴染みのなかった方でもスプレッドシートの運用と管理を納得して習得していただける。

  1. はじめに (GMP省令の改正、バリデーション指針など)
  2. ERESの基礎 (電子記録・電子署名)
  3. CSVの基礎
  4. データインテグリティの基礎
  5. FDA査察におけるデータインテグリティ指摘
  6. FDA査察におけるスプレッドシート指摘
  7. スプレッドシート要件
    1. FDA査察指摘から見た要件
    2. PIC/Sガイダンスにおける要件
  8. スプレッドシートのバリデーション
    1. CSVが必要なスプレッドシート
    2. テンプレートの開発・検証・運用
    3. テンプレートのタイプ分け
    4. タイプごとの合理的なCSV方法
  9. スプレッドシートのバリデーション規程
    (VMP:バリデーションマスタープラン)
    1. 目的
    2. 適用範囲
    3. 役割と責任
    4. スプレッドシートテンプレートの管理
    5. スプレッドシートの分類
    6. バリデーションアプローチ
    7. バリデーション活動
      • 計画フェーズ
      • 開発フェーズ
      • 検証フェーズ
      • 報告フェーズ
    8. 再バリデーション
    9. 変更時のバリデーション
  10. スプレッドシートバリデーション文書ひな形
    1. チェックボックス式の文書ひな形
      • バリデーション計画書
      • ユーザー要求仕様書 (URS)
      • 機能仕様書 (FS)
      • 設計仕様書 (DS)
      • デザインレビュー報告書
      • バリデーション報告書
    2. 事例によるひな形使用方法の説明
  11. テンプレートの運用管理
    1. テンプレートの管理
    2. 結果シートのレビュー
    3. 結果シートの保管 (紙、電子)
    4. 最新版テンプレートの使用徹底
    5. エクセル演算誤差の注意
  12. 質疑応答

受講料

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