本セミナーでは、抵抗スポット溶接機置、アルミニウム合金の抵抗スポット溶接、材料別の抵抗スポット溶接適用、これまでの研究を踏まえ、(アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異材)まで幅広く解説いたします。
自動車や鉄道車両は、燃費向上のため軽量化が推進されている。そのためにアルミ合金の適用が増加しているが、アルミ合金は表面の堅固な酸化皮膜のため接合が難しい。特に、自動車ボデイ用のアルミ合金の接合では、リベットなどの機械的接合や摩擦撹拌などと比較して、容易さ・生産性の面で抵抗スポット溶接が適している。 また、構造的に安全性確保のため高強度鋼を使用せざるを得ないため、どうしても鉄鋼/アルミ合金の異種金属接合も必要になる。しかし、異種金属の抵抗スポット溶接についてはまだ不明な点が多く、これからの新しい技術であると考えられる。 本セミナーでは、先ず抵抗スポット溶接の原理、基礎的知識について説明する。また、アルミ合金の抵抗スポット溶接技術、更には、はこれから必要になるアルミ合金/鉄鋼の異種金属抵抗スポット溶接についても、現場の技術者が理解できるよう基礎知識から、私が今まで抵抗スポット溶接技術関係で研究してきた専門的な内容 (アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異種金属接合) まで幅広く説明したい。本セミナーは、現場の技術者や設計技士にとって大いに役立つと考える。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。