2021年の改正GMP省令への医薬品品質システム (PQS・ICH Q10) の導入は、GMPの国際整合性及び品質保証体制をより充実させることで有効性、安全性、そして高品質な医薬品の患者様への供給を目的とする。申すまでもなくPQS適切な構築はGMPの要件を補完し、(1)製品実現の達成、(2)管理できた状態の確立及び維持、(3)継続的改善の促進を目的とし、継続的な品質改善をより確実なものとすること可能となる。
先ずはPQSの位置づけと全体像を明確にすると共に、それを実践する上で重要となる品質マネジメントレビュー及び製品品質の照査の具体的な作業内容を理解することが必要となる。そして、マネジメントレビューの中で最も基本となる製品品質の照査の具体的な進め方について、統計的手法の活用などの観点から事例を交え紹介する。
PQSを確実に達成運用するため、「上級経営陣に報告する上での効果的・効率的なマネジメントレビュー」、そし大きく関連するQuality cultureの醸成につても事例を交え解説する。
- 医薬品品質システム
- 医薬品品質システム (PQS) とは
- ICH Q10 医薬品品質システム (PQS) の位置づけと全体像
- 品質リスクマネジメント
- ICH Q10の最終目標と製品実現の達成
- モニタリング
- CAPA
- 変更マネジメント
- マネジメントレビューシステム
- PQSの目的
- 管理戦略と技術移転
- 品質方針・品質目標
- 経営陣の責任と役割
- 品質マネジメントレビュー
- 品質リスクマネジメントとは
- リスクマネジメントの方法と手法
- ハザード分析と重要管理点
- 製品品質照査と統計的手法の活用
- 製品品質照査の記載事例
- 製品品質照査を支援する統計的手法
- 照査項目と統計的手法
- 統計的手法の活用事例
- マネジメントレビューのインプットとアウトプット
- 管理図、工程能力指数、工程のバラツキ
- 管理図の種類と見方、シューハート管理図
- 回帰分析等
- ICH Q10に求められる「責任役員、及び経営陣の責任と役割」、品質確保に関わる重要課題と事例
- 品質問題事案と改正GMP省令について
- 改正GMP省令のポイントについて:改訂の全体像と「医薬品の品質確保」
- なぜPQSを実施するのか、そして経営陣の責任及び品質リスクマネジメントの必要性
- 経営者の責任と法令遵守
- 法令遵守
- 不正防止と危機管理体制
- Quality cultureの醸成と得られる成果
- Quality Culture とは
- Quality Culture をめぐる状況と背景
- ICH Q10 品質マネジメントとQuality Culture
- Quality Culture の醸成
- まとめ (今、何故GMP教育が必要か)
アカデミー割引
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- 視聴期間は2025年2月27日〜3月13日を予定しております。
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