生成AIの社内構築と導入・普及・活用の実際

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第1部 リコーが考える生成AIの活用の動向と未来

〜プライベートLLM×AIエージェントで業務のDXを加速!〜

(2025年1月21日 10:30〜12:00)

 OSS (オープンソースソフトウェア) のLLM (大規模言語モデル) の性能が向上してきた事で、企業でもプライベートLLMの導入検討が始まっています。又、ノーコードツールの登場で、AIエージェントによる多様な業務の自動化も加速しつつあります。本講演では、リコーでの、プライベートLLMやAIエージェントの開発の実践事例をご紹介します。

  1. はじめに
    • リコーのAIへの取り組み
  2. リコーにおける独自LLM開発
    • 独自開発で得られた知見
    • お客様へのアプローチ
  3. 社内・社外でのAI活用と普及活動
    • 社内実践活動
      • 営業部門
      • 開発部門など

第2部 レゾナックにおける生成AIの社内情報検索システムの構築と活用

(2025年1月21日 13:30〜15:00)

 弊社では、計算科学と情報科学を活用し、材料開発と製造プロセスを強化するマテリアルズDXを推進してきた。DX活動の一環として、生成AIによる社内情報検索システムの構築を進めてきた。その活用事例として、デジタル文書を参照するChat Resonacの構築、手書き文書を参照するChat Resonacの構築、生成AIを活用した2社統合のナレッジ共有等の具体的事例を紹介する。汎用型Chat Resonacと部門や関係者利用に限定した部門・関係者特化型Chat Resonac、目的特化型Chat Resonacの構築、Chat Resonacとのコミュニケーション法の啓蒙活動についても紹介する。

  1. はじめに
  2. Chat Resonacの開発とその運用
    1. 社内情報漏洩対策を施したChat Resonacの開発
    2. 検索拡張生成機能を活用したChat Resonacの開発
      1. デジタル文書を参照するChat Resonacの開発
      2. 手書き文書を参照するChat Resonacの開発
      3. その他のChat Resonacの特徴
    3. 汎用型Chat Resonacと部門や関係者利用に限定した部門・関係者特化型Chat Resonac
    4. 目的特化型Chat Resonacの構築
    5. Chat Resonacとのコミュニケーション法の啓蒙活動
  3. Chat Resonac運用の効果
  4. まとめ

第3部 コニカミノルタにおける 生成AIの業務活用と社内展開の進め方

(2025年1月21日 15:15〜16:45)

 生成AIの登場があらゆる仕事と組織のありようを根本的に変える時代が来た。AIトランスフォームである。伝統的大企業の中でAIトランスフォームを推進するには、技術の壁、組織の壁、文化の壁を超える必要がある。組織横断チームを組成してAIトランスフォームを推進する当事者の視点から、取り組み内容を紹介する。

  1. 生成AIの活用をめぐる現在地
    1. 2023年度の生成AIの進展を振り返る
    2. 生成AIの今後はどのように見られているか
  2. 国内外の動向
    1. AIの規制
    2. デジタル戦略とAI戦略
  3. 生成AIの技術進化が事業環境に与える影響
    1. ソフトウェア技術スタックの変化
    2. モノ・サービス・人の関係が変わる
  4. 国内メーカとしての対応
  5. コニカミノルタでの取り組み
    1. アジャイルガバナンス – 機動性とガバナンスの両立
    2. 組織横断のチャレンジ – 内なる切迫感を刺激する
    3. デジタル行動変容 – 新技術を前に誰もが平等に

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