スクリーン印刷の条件最適化とトラブル対策

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、スクリーン印刷について基礎から解説し、「にじみ・かすれ」など印刷不良メカニズム、ペースト設計、スキージ速度の最適な条件設定までを解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 導電性銅ナノインクの設計、特性と回路形成への応用

(2025年1月17日 10:30〜12:00)

  1. プリンテッド・エレクトロニクス (PE)
    1. 従来法と印刷法の特長
    2. 実用例
    3. 導電性インクの特長
    4. 銅ナノインクの特長と課題
    5. インク化について
  2. 銅ナノインクの焼成
    1. ナノ粒子の焼結
    2. 銅ナノインクの焼成方法
    3. 焼成例
  3. PEにおける印刷方法
    1. 各種印刷法と印刷例
    2. 適用例 (実用化に向けた取組み)
    3. RFIDアンテナへの適用
  4. 銅ナノインクとめっきを利用した回路形成
    1. めっきシード層としての銅ナノインクの利用
    2. 試験結果
  5. 厚膜印刷
    1. スクリーン印刷 (厚膜印刷)
    2. スクリーン印刷用ペーストの特長
    3. ギ酸雰囲気焼成による導体化と皮膜物性
  6. 銅接合材料
    1. 加圧型銅接合材
    2. 接合材の特長と接合試験

第2部 粘度・粘弾性測定によるスクリーン印刷用インクの塗工性、分散性評価

(2025年1月17日 12:50〜14:20)

  1. 粘弾性測定とは
    1. 粘弾性・粘弾性体とは 〜身近に存在する粘弾性物質〜
    2. 従来の粘度特性評価機とは
    3. 粘弾性測定装置とは 〜最新の粘弾性測定装置の特徴〜
  2. 粘弾性測定の基礎
    1. 粘弾性測定の概要 〜回転測定と振動測定〜
  3. 回転 (静的) 測定の概要
    1. 回転測定の概要〜変形方法、粘弾性変数〜
    2. 回転測定例
      1. ニュートン流動現象 〜粘度が一定?〜
      2. ダイラタント現象 〜粘度が上昇?〜
      3. シアシニング現象 〜粘度が下降?〜
      4. 塗工特性評価 〜スクリーン印刷における塗工性能評価 (タレ性、レベリング性) 〜
      5. 高速塗布特性評価 〜高速塗布における目詰まり評価〜
      6. 法線応力評価 〜スクリーン印刷における版離れ評価〜
  4. 振動 (動的) 測定の概要
    1. 振動測定の概要 〜変形方法、粘弾性変数〜
    2. 振動測定例
      1. ひずみ分散測定 〜スクリーン印刷における目詰まり評価〜
      2. 周波数分散測定 〜粒子の長期分散安定性評価〜
      3. 温度分散測定 〜塗布後のサンプルの塗膜形

第3部 プリンテッドエレクトロニクス市場における印刷最新技術動向

(2025年1月17日 14:30〜16:00)

  1. 今プリンテッドエレクトロニクス市場で何が起こっているのか
    1. プロセス装置メーカーとしてマーケティング情報
    2. プリンテッドエレクトロニクス新事業とマーケットの方向性
      1. IoTセンサー電極印刷
      2. OPV/PSCへの印刷技術展開
      3. 半導体パッケージ実装技術提案
  2. 印刷のメカニズム
    1. そもそもスクリーン印刷とは 及びその課題
      1. 版離れ性
      2. 連続印刷安定性
    2. 最新のプリンテッドエレクトロニクス印刷と展開 R2Rなど
      1. ギャップレス印刷R2R
      2. ギャップレス印刷P_aP

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

ライブ配信セミナーについて