技術者・研究者向け ビジネス・プレゼンテーション講座

あなたの優れた技術や研究成果を、ビジネスの成功に直結させるプレゼンテーション力を身につけませんか? 技術者・研究者の中には、プレゼンテーションやコミュニケーションを苦手とする方が多くいらっしゃいます。実は講師自身も、研究生活からビジネスの世界に転身した際に大変苦労した1人です。また、優秀な技術者・研究者が説明スキルやプレゼンテーション能力が不足しているために損をしている「もったいない」場面も多く目にしてきました。 　本セミナーは、実体験や実例をもとに、技術者・研究者の方々がビジネスの現場で自信をもってプレゼンテーションを行うための実践的なプログラムです。技術者・研究者が抱えがちな課題の構造と対策を分析してから、講師が外資系戦略コンサルティングファーム在席中に学んだプレゼンテーション技法を余すところなくお伝えします。また、プレゼン本番での話し方や、プレゼンを通じて相手を動かす方法も解説します。知識の伝達に留まらず、練習問題や実戦演習を通じてご自身で手を動かしながら学んでいただくのもこのセミナーの特徴です。社内外でのコミュニケーションに苦手意識や不安感をお持ちの方、プレゼンスキルを飛躍的に高めたい方、マネジメント層や幹部候補生として会社組織を動かされていく方に特におすすめします。

1. 技術者・研究者が陥る失敗の構造と対策
   1. 理系出身の講師が直面した2つの壁
      1. ビジネスの壁
      2. 訴求力の壁
   2. 技術者・研究者のコミュニケーション課題
      1. 行いがちなコミュニケーションとその背景
      2. 無自覚なコミュニケーションのリスク
   3. 分かりやすいコミュニケーションの心構え
   4. 目線合わせのフレームワーク
   5. プレゼンテーションとは
2. 聞き手の理解につながる準備
   1. ゴール設定
      1. 3つのポイント:誰に、なにを、そして
      2. 誤った認識とあるべき姿
      3. ビジネス・プレゼンテーションの全体像
   2. ストーリー作成
      1. 思考と伝達の関係
      2. ストーリーラインのつくり方
      3. トップダウンアプローチとボトムアップアプローチ
      4. ストーリー展開の型
      5. 「面白さ」を出すには
3. プレゼンテーション資料のつくり方
   1. 情報の構造化
      1. 縦の論理と横の論理
      2. MECE
      3. 論理のピラミッド
   2. スライド作成の技法
      1. 原則:一図一事
      2. 提示情報の選定
      3. レイアウトの選定
      4. 図表の選定
      5. 定量情報・定性情報の表現方法
   3. 実践演習
4. プレゼンテーション資料の使い方
   1. 相手に刺さる伝え方
      1. プレゼン成功に最も必要なもの
      2. 自信をもって本番を迎えるために
      3. 見せ方 (表現) の磨き込み
      4. 「つかみ」のテクニック
      5. 「印象付け」のテクニック
   2. 相手を「動かす」ためのアプローチ
      1. 相手をどう口説くのかという視点
      2. 抵抗発生のメカニズム
      3. 抵抗への対処プロセス