ものづくりのコア、起点であり、基盤となるものが研究開発です。したがって、研究開発のレベルがその企業のものづくりのレベルを決めると言っても過言でもありません。研究開発を進める上では様々なスキルが要求されますが、その中でも最も重要なものの一つが論理思考です。そのため、ロジカルシンキングなどの人事研修が多くの企業で行われていますが、残念ながら実務ではほとんど活用できていません。帰納法や演繹法と言ったツールや知識だけを得ても実務では役に立ちません。
本講では、単なるツールや知識と言った教科書レベルではなく、様々な研究開発の実務の中で、それらをどのような場面でどう使うのかといった、実務における論理思考の実践活用について事例や演習を交えて解説します。本セミナーでは学びを深化して、実務で活用するための演習を要所で実施します。
- 論理思考の基本
- ベースとなる論理思考とはいったいどのようなものであるのかについて、単なる言葉の定義ではなく、その構造を含めてイントロダクションとして整理します。
- 論理思考とは
- 論理思考と第一原理
- 論理と推論
- 論理思考によって成すこと
- 論理思考の実際 など
- 研究開発のための思考の基本
- 論理思考と共に、事象の捉え方、考え方といったものづくり、研究開発の基盤となる技術者が持つべき「思考」について解説します。
- 論理思考の基本
- 思考と関係性
- 視座と視点
- 逆走型思考の併用
- 発想の転換
- 思考のポイント
- 概算力 など
- 基本的論理思考プロセス
- 帰納法や演繹法に代表される論理思考の基本プロセスについて事例を交えて、使い方、注意点、ポイントなどについて解説します。
- 帰納法
- 演繹法
- 演繹法の類型
- その他の論理思考法
- ツール・テクニックの使いこなし
- 論理思考法の整理
- ロジックの条件
- 帰納法、演繹法の落とし穴
- 帰納法の実務的利用
- 論理の完成プロセス など
- 論理思考のためのツール
- フレームワークなどの論理思考を進めていく上で知っておくべき、使いこなせるべき関連ツールについて解説します。
- 因数分解
- 代表的フレームワーク
- ロジックツリー
- What、Why、How
- 本当のフレームワーク
- ロジックツリーの限界
- コーザーリティー分析
- 論理構造、因果律の対応
- マトリクス分析 など
- 論理の検証
- 論理思考において論理の構築と共に必須となる論理の検証について解説します。
- 論理構築のプロセス
- 情報パート
- 思考パート
- 論理構築パート
- 検証の基本
- 反証法 など
- 応用演習
- 実際の実務を想定した内容をテーマとして、解説で学んだ論理思考プロセス、ツールの使いことで学びを深化し、実務活用について学びます。
- まとめと質疑
免責事項
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- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
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