リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与

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本セミナーでは、ポリオレフィン微多孔膜が最初にセパレータとして適用された背景、コーティング機能層が必要となった理由や役割を中心とした技術内容及びそれを踏まえたコーティング機能層の評価方法を解説し、電池セパレータの将来展望についても解説いたします。

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プログラム

1991年にリチウムイオン電池は実用化され本電池のセパレータはこのときから現在まで基本ポリオレフィン微多孔膜が用いられているが、電池の高性能化に伴いポリオレフィン微多孔膜へのコーティングで機能層を形成したセパレータが現在の主体になっている。  本講においては、ポリオレフィン微多孔膜が最初にセパレータとして適用された背景、コーティング機能層が必要となった理由や役割を中心とした技術内容及びそれを踏まえたコーティング機能層の評価方法を解説し、電池セパレータの将来展望についても言及する。

  1. 導入:リチウムイオン電池とセパレータ
    1. リチウムイオン電池とは
    2. 電池セパレータの基本的な役割
    3. ポリオレフィン微多孔膜の特性と製法
    4. 電池セパレータの基本特性の評価方法
  2. コーティングによるセパレータの機能性向上
    1. 電池部材の機能性向上の基本的な考え方
    2. コーティング層適用材料選定の考え方
    3. コーティング層による機能性向上の基本的考え方とコーティング層製法
    4. コーティングセパレータ適用事例紹介
    5. 電池の安全性向上を志向した耐熱コーティング層
    6. 耐熱コーティング層設計の基本的考え方
    7. 耐熱コーティング層の分類
    8. 耐熱コーティング層機能評価方法
    9. 耐熱層コーティングセパレータの実際
    10. 電極との接着性を付与するコーティング層
    11. 接着コーティング層設計の基本的考え方
    12. 接着コーティング層の分類
    13. 接着コーティング層機能評価方法
    14. 接着層コーティングセパレータの実際
    15. 電解液含浸性を向上させるコーティング層
    16. 電解液含浸性機能評価方法
    17. コーティングによる電解液含浸性向上の実際
    18. 電解液含浸性向上発現の機構
    19. セパレータの電解液含浸性向上が電池設計に与える効果
    20. コーティング層設計の注意点
  3. まとめ:リチウムイオン電池の将来トレンドとセパレータに関する今後の考え方

受講料

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