プラスチック用添加剤の作用機構と使い方

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高分子科学の入門書には、添加剤の説明はほとんど書かれていません。しかし、現実のプラスチックには必ず添加剤が使われています。  この講座では、すべての添加剤を紹介します。そして、その添加剤が機能を発揮する理由を高分子の特性と併せて説明します。人間もプラスチックも同様で、複数の薬を併用するときには、十分に注意しないと、適切な効果が得られません。このように使い方についても、説明します。

  1. 一般に使われている高分子材料の特徴
    1. 基礎物性の説明
      1. 構造、モルフォロジー
      2. 融解、結晶化
      3. ガラス転移温度、緩和
    2. 成形加工性とレオロジー特性
    3. 劣化と耐久性
      1. 熱分解、光分解
      2. 加水分解、微生物分解
  2. 高分子に使われる添加剤の全体像
    1. 酸化防止剤
    2. 光安定剤
    3. PVC用添加剤 (特に可塑剤)
    4. 酸スキャベンジャー
    5. 滑剤
    6. 加工助剤
    7. アンチブロッキング剤
    8. スリップ剤
    9. アンチフォギング剤
    10. 帯電防止剤
    11. 抗菌剤
    12. 難燃剤
    13. 化学発泡剤
    14. 架橋剤、分解剤
    15. 色材
    16. 蛍光白色剤
    17. フィラー強化材、カップリング剤
    18. 造核剤
  3. 高分子と添加剤の物理と化学
    1. 自由体積と可塑化、粘度
    2. 溶解度と拡散、プリード
    3. 分解、架橋、発泡
    4. 発色と分散、内部ヘーズと外部ヘーズ
  4. 添加剤と添加剤の相互作用 (拮抗作用)

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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