化粧品の安全性確保について、化粧品基準、厚生労働省等行政からの通知のほか文献、原料メーカーからのデータ等を用いて、使用禁止成分、配合の制限成分、使用部位による制限、注意を要する成分について説明する。
スキンケア化粧品の処方の組み立て方法は、目的に適した使用感と容器形体にあった製剤を作ることで成分の組み合わせを検討し、製剤の安全性と安定性を確保しなければならない。油剤、界面活性剤、保湿成分、高分子、防腐剤等の各化粧品成分の特性と使用感は、化学構造 (アルキリ基の長さ、二重結合の有無、分岐構造、官能基) から極性・融点等を推測できるので見極め方を解説する。
また、スキンケア化粧品の化粧水・乳液・クリーム・洗顔料・クレンジング剤種類において成分の組み合わせは異なり、目的の剤型・使用感を得るには、剤型ごとの成分の選択と組合せを検討しなければならない。それぞれの処方の組み立て方法について解説をする。
乳液、クリーム化粧品の安定性確保と粘度変化については、構成成分の水、活性剤、油剤の極性と立体構造、融点等から成分の組み合わせ方法を解説する。また、乳液、クリームの粘度は、成分の組み合わせと配合量で決まるが、やはり極性と立体構造等を指標に低粘度及び高粘度の処方の組み方を解説する。また、経日の粘度変化の対策についても成分極性を中心にして対応方法を解説する。
スキンケア化粧品の使用感評価の指標及び使用感の評価方法について、成分の使用感を決める因子について化学構造から説明する。また、性能評価と効能効果の試験は、各種評価の方法と試験方法、結果の解析を紹介する。
- 化粧品の安全性確保
- 化粧品基準
- 行政からの通知
- 原料メーカーから情報
- 成分の安全性の見極め方
- 安全確保の注意事項
- 化粧品成分の特性と使用感
- 化粧品成分の種類と分類
- 化粧品成分の化学構造と極性・融点・性状
- 化粧品成分の化学構造から推測される使用感
- スキンケア化粧品の成分の選択と処方の組み立て方法
- 透明製剤の化粧水・美容液の組み方
- クリーム・乳液の処方の組み方
- 洗顔料・クレンジング剤の組み方
- 乳化化粧品の処方と安定性
- 安定性の確保の方法
- 低粘度及び高粘度の乳液・クリームの作り方
- 経日の粘度変化と対策
- 性能評価と使用感評価
- 使用感を決める因子
- 安定性を変えずに使用感を変える方法
- 使用感の指標と評価方法
- 効能効果の試験方法の紹介
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
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アカデミー割引
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アーカイブ配信セミナー
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
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- 視聴期間は2025年1月8日〜22日を予定しております。
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