多くの日系企業が自社中国工場の生産や品質などの管理レベルが向上しないなど問題を抱えています。また、中国仕入先の品質問題やその対応の悪さに苦労しています。
本セミナーでは、中国工場の実状を4Mという切り口で体系的に捉え、日本とは違う中国独特の要因や問題点をあぶりだし、それへの対処法を紹介していきます。自社中国工場の課題解決のための考え方・進め方、そして生産委託先への品質改善指導のポイントや新規取引先工場選定判断のポイントなどについて解説します。
問題点を4Mで層別していますが、どれも人の問題が密接に絡んでいます。ですので、中国の人と一緒に仕事をする、中国企業と付き合うには、中国人および中国事情を理解しておくことが必須です。会議の進め方など中国の人たちと仕事をうまく進めるための異文化コミュニケーションも学んでいただきます。多くの事例を紹介するとともに、事例によるワークなども取り入れ問題解決のための実践力を高めていただくのが本セミナーの趣旨です。
- 人 (Man)
- 作業者
- 作業者の実状・作業形態と使い分け
- 作業者の問題点と対処法
- 管理者
- 管理者の役割と実態
- 管理者の問題点と対処法
- 経営層
- 経営層の実状
- 経営層の役割 (実例紹介)
- 日本人駐在員
- 中国での駐在員失敗率
- 総経理・工場長及び部長・課長の実状 (問題点)
- 対処法
- 設備・機械 (Machine)
- 設備・機械の管理実態と問題点
- どうすればよいのか (対処法)
- 部品・材料 (Material)
- 現地調達の変遷と問題点
- 取引先・生産委託先工場指導の進め方
- 中国企業と中国企業の違いを認識し意識のズレを解消する
- 自社工場改善と取引先工場改善の違いは?
- レベルに応じた指導 (どこまで指導するか)
- 2つの視点を持つ – 短期的視点と長期的視点
- 生産委託先など生産数量の少ないものへの対応
- 中国人気質を理解した 仕事の進め方
- 中国人・中国企業を知る
- 中国人の気質
- 注意が必要なコミュニケーションの取り方
- 食事・お酒の席でのマナー
- 伝え方で仕事は大きく変わる
- 通訳の使い方も中国ビジネスの大事なノウハウ
- 通訳に100%伝えるには、通訳の有効な使い方
- 打合せ実施の5つのポイント
- 現地スタッフに対する指示の出し方
- 中国自社工場の品質管理・改善 のための4つ目のM
- 方法・仕組み・管理 (Method・Management)
- 中国工場での品質管理・3つの歯車
- 中国工場のABC
- 中国工場は日本工場の鏡
- 従業員教育の考え方と仕組み構築
- 人材マネジメント・業務マネジメント
- 自社工場改善実施のための大前提
- 改善順序の考え方 – 課題解決の基本は日本と同じだが…
- 多くの工場で見た問題点事例および対処法
- 新規取引先選定の チェックポイント
- 改善の工場監査とは異なる視点を
- 新規取引先を見極めるポイント・チェック項目
- 不良を発生させないための部品調達3つのポイント
- まとめ
- 質疑応答
受講者の声
- 中国への赴任前に本セミナーを受講でき、赴任に対する不安を解消することができました。「伝えたいことを正確にはっきりと、あいまいな表現はしない」という、メカ設計として、中国での仕事のみならず参考になる内容も多く、今後の業務に生かしていきたいと思います。
- 日本人独特の言い回しが問題を起こしていることを知ることができた。自分が中国に行く際は注意しようと感じた。
- 事例・経験をまじえていただき、非常にわかりやすかったです。ありがとうございました。
- 内容が整理されていて非常にわかりやすかったです。私の業務と関連しており、自身の活動の指針になりました。ありがとうございました。
- 有意義な講義でした。お手数ですが講義の最後に言っていた、資料とメーカチェックリストを配布いただけないでしょうか。
会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
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- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
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- 視聴期間は2025年1月24日〜30日を予定しております。
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- セミナー資料は別途、送付いたします。