本セミナーでは、異物不良ゼロの考え方と進め方、徹底清掃の進め方、清掃改善、異物対策と異物管理の経験則をご紹介します。これらアプローチは弊社が32年間のコンサルティングで異物不良を実際にゼロにし、その経験則を体系化したものです。その範囲は、半導体、液晶、電子部品、自動車、窯業、家電、精密機械、プラスチック成形、金属加工、金型と多岐にわたり、一般エリアからクリーンルームまですべての現場で適用可能です。
長年異物不良に悩まされているものづくり現場において、何か不足していたのか、やっているはずなのにどうして異物不良がなくならなかったのか、その要因を体系的に確認して頂くことができます。
また、現状はそこまで異物不良は深刻ではないものの「清掃しろ」と日常的に指示をしている現場や、年々顧客の要求品質が厳しくなってきた現場にも、必要となる内容です。
- 異物ゼロへのアプローチ
- 異物とは:製品の機能達成上必要のないすべてのもの
- 異物不良の発生メカニズムを知る
- 異物の正体は何か
- 発生源はどこの何か
- 伝達経路は何かを知る
- 7つの発生源から36の異物が発生する
- 異物が製品・部品に付着、固着、内部に入る7つの伝達経路
- 異物不良をゼロにするには、異物のポテンシャルを下げる必要がある
- 異物不良をなくす (ステップ通りに進めることで抜けがなく異物不良対策に取り組める)
- ステップ:現物分析
- ステップ:発生工程を推定する3つの方法
- ステップ:徹底清掃、仕上げ清掃、2回目清掃
- ステップ:メカニズムの解明
- ステップ:異物対策 (8つの対象)
- ステップ:清掃基準書 (清掃は現場が持つ最強の武器)
- ステップ:異物管理 (5つの管理項目と14の施策)
- 感性を磨くことで異物に気づける人材になる
- 徹底清掃の考え方と進め方
- 清掃準備
- 清掃の3つの基本
- 組立・加工系設備の清掃
- プロセス系設備の清掃
- 徹底清掃で忘れがちなところ
- 清掃しながら行うこと
- 徹底清掃の意味
- 異物対策の経験則
- 購入品への対策
- 外気の流れ込み
- 材料から発生する異物への対策
- 設備から発生する異物への対策
- 人 (の行為) から発生する異物への対策
- 備品から発生する異物への対策
- 気流制御
- 静電気対策
- 清掃基準書の作成
- 目的を持った清掃を行う必要性
- 清掃手順を統一する
- 効果的効率的な清掃基準をつくる
- 準備不足の解消
- 清掃のしやすさ
- 調整作業の調節化で清掃後の設備立ち上げをスムーズにする
- ビデオ標準の活用 (わかりやすい教え方)
- 異物管理の経験則
- 検査体制の整備と異常管理
- 日常管理
- 環境管理
- 寿命管理 (劣化→異物発生をさせない)
- 異物に関する教育・訓練
- まとめ
- 質疑応答
受講者の声
- 具体的な話をもとにしていてわかりやすかった。自分での工場に加え、サプライヤーからもちこまれる異物の対策という観点をより拡充して話していただけるとよりありがたかった。非常に参考になりました。
- これから生産に入る製品に対し、異物コントロールを求められており、何を準備必要なのかが良く分かるセミナーでした。
- 弊社も異物改善するつもりはあるものの、どこからどのように手を付けて良いのかわからない状態でしたので、参考になる内容が沢山ありましたので、社内に展開していこうと思います。
- 事例を多く、細かく説明して頂けたので、大変わかりやすかったです。アプローチについても分かりやすかったので、実行のイメージが付きました。
- 今回教えて頂いた、異物に対する感性を高めて、日々の異物対策に努めてまいります。本日は、ありがとうございました。
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