バイオ医薬品の薬物動態学

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、バイオ医薬品 (化学合成ペプチド、遺伝子組み換えタンパクなど) の体内動態特性と解析法について解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

本セミナーでは、バイオ医薬品 (化学合成ペプチド、遺伝子組み換えタンパクなど) の体内動態特性と解析法について、紹介します。初期の頃のバイオ医薬品は、インスリンやエリスロポエチンなど、生理活性ペプチド・タンパクでしたが、最近は、エンジニアリングされた抗体、融合タンパクなども医薬品として用いられています。  バイオ医薬品は、低分子医薬品に比べて特徴的な薬物動態を示しますが、あまり知られていません。バイオ医薬品の特徴として、受容体や抗原に依存した非線形を示すことがあります。この非線形性の解析について、コンパートメントモデル解析や生理学的薬物速度論モデルでの解析法を紹介します。さらに、日本において承認されたバイオ医薬品の体内動態情報についても紹介します。

  1. ペプチド・タンパクの薬物動態特性
  2. 標識体を用いた薬物動態試験
    • ヨード標識体
    • インジウム標識体
  3. 薬物動態に影響を及ぼす因子
    • 分子量
    • 電荷
    • 糖鎖
    • 抗体産生等
  4. 線形・非線形動態解析
    • MMモデル
    • TMDDモデル
    • RMEモデル
  5. 抗体の生理学的モデル
  6. インタビューフォーム・承認申請概要書から見た薬物動態研究

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて