EUの包装及び包装廃棄物規則 (PPWR) と今後の日本の対応

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本セミナーでは、EUのPPWR (Packaging and Packaging Waste Regulation / 包装・包装廃棄物規則) について基礎から解説し、PPWRに対応した包装、EUの企業の最近の対応動向と今後の日本の対応を説明いたします。

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プログラム

EUのPPWRは、世界の包装業界に大きな影響を与え、世界はこの規則に追随の方向である。日本は多くの包装製品をEU市場に輸出している。PPWRに対応した包装が必要であり、特に食品包装はcertified recycled PE/PPの入手が必要である。国内は2025年の国会で再生プラスチックの使用量と実績報告義務を企業に求める方向で審議に入る予定である。EUの企業の最近の対応動向と今後の日本の対応を説明する。

  1. EUの包装及び包装廃棄物規則 (PPWR) とは
  2. Recyclableとは
    1. 第三者認証のrecyclable
    2. 海外のプラスチック団体の基準
    3. 欧州7か国のオレフィン系モノマテリアル回収stream
    4. モノマテリアルとグリーンウォッシュ
    5. ECのDfR (Design for Recyclability) とは
  3. プラスチックの再生再利用の課題
    • 最新のリサクル技術の説明
      1. ケミカルリサイクル
      2. 熱分解タイプ
      3. ガス化タイプ
      4. 超臨界タイプ
      5. 酵素利用他の技術
      6. マスバランス方式の利用
  4. 使用済み包材の回収及び選別の課題
    • プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
      1. 国内外の回収・選別システムの事例
      2. 回収及び選別技術の実証実験
      3. アップサイクリングに向けての脱インク及び剥離技術
  5. 再生材料利用の事例
    1. 海外事例
    2. 国内事例
  6. 紙利用の包装
    • 紙のバリア仕様の事例
  7. これからのバリア化技術
    1. 蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
    2. EVOHの利用
  8. 世界の最新のパッケージ紹介
    • FachPack2024
    • WPO受賞事例 他を紹介
  9. 今後の方向性
    • 今後の包装に必要な課題について考察する。
  10. おわりに

受講料

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