電子機器・部品・材料の腐食・劣化の評価技術と対策技術

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電子機器・部品を構成する材料は主に金属材料と高分子材料であるが、その種類は様々であり、組み合わせにより複合材料 (マルチマテリアル) となっている場合が殆どである。そして、回路に電圧や電流が印加されている場合も多く、独特な腐食・劣化形態となる。また、電子機器・部品が曝される環境は様々である。環境によって腐食・劣化しやすい材料とその形態は異なり、腐食・劣化メカニズムは複雑である。  さらに、小さく、安価で、時に多数の部品がユニット化された電気機器・部品は、トラブル発生時に原因究明されることなく取替になる場合もあり、腐食・劣化データを蓄積・活用出来ていない場合が多い。  そこで、本セミナーでは、材料と環境で決まる電子機器・部品の腐食・劣化の基礎を学んでいただく。電子機器・部品の曝される環境を理解した上で、腐食・劣化の加速劣化試験法や評価技術を学ぶことで、電気機器・部品の寿命予測精度が向上すると考える。また、電気機器・部品のトラブル事例を分かりやすく紹介し、実践的な腐食・劣化対策に触れていただく。  電気・電子部品の腐食や劣化でお困りの方々は勿論、電気・電子部品の製造、設計に関わる方々や品質管理、品質保証を担当する方々にも参考になるエピソード、技術を発見できるかと思います。

  1. 電子機器・部品の腐食・劣化の基礎
    1. 電子機器・部品を構成する材料の特徴
    2. 腐食・劣化のメカニズム
    3. 主な腐食・劣化損傷形態
  2. 電子機器・部品の加速劣化試験
    1. 劣化しやすい環境と材料の理解
    2. 加速劣化試験方法
  3. 電子機器・部品の腐食・劣化の評価技術
    1. 腐食・劣化の評価装置
    2. 腐食・劣化の評価手法
  4. 電子機器・部品のトラブル事例と対策
    1. トラブル事例と対策の紹介
    2. トラブル対策,腐食・劣化対策の着眼点
  5. 質疑応答

受講料

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

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