静止型電源機器の絶縁技術

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プログラム

  1. 絶縁とは
    電気回路には絶対に絶縁が必要である。電力や電圧の大小に関わる事はない。
    何気なく図っている絶縁について、静止型の電力変換器を例に説明していく。
    1. 絶縁が必要な理由
      • 漏電による感電と火災の危険
    2. 何処に絶縁が必要なのか
      • 漏電だけではない絶縁が必要な個所
  2. 絶縁と規格
    絶縁設計については「安全規格」を切り離すことはできない。
    代表的な安全規格と、本セミナーに必要な個所をポイントで説明。
    1. 代表的な安全規格
    2. 絶縁の種類
    3. 絶縁を確保する沿面距離、空間距離、厚み
  3. 絶縁材料・絶縁部品
    絶縁を図るうえで、材料・部品の選定は非常に重要。
    絶縁材料・絶縁部品の具体例を示しメリット・デメリットを紹介。
    1. 主回路の絶縁材料・絶縁部品
    2. 弱電回路の絶縁材料・絶縁部品
  4. 絶縁設計
    ここでは具体例として無停電電源装置 (UPS) を取り上げ、絶縁をしている箇所と具体的な設計方法を説明する。
    1. 主回路の絶縁設計
    2. 検出回路の絶縁設計
    3. 制御回路の絶縁設計 (プリント基板設計を含む)
    4. 駆動回路の絶縁設計
    5. 補助電源回路の絶縁設計
  5. 絶縁に対する評価と試験
    ここでは電気部品や電気製品に対して、どのような絶縁の評価が必要なのかを説明する。また、試験方法について説明する。
    1. 机上評価
    2. 絶縁試験
    3. 意外と間違える?製品を壊さない絶縁試験のテクニック
  6. 今後の絶縁と電力変換器
    絶縁が必要無くなると言う事はない。電力変換器は、ますます小型化が進むなか、今後、電気業界が求める「絶縁」とは何か。
    1. 電力変換器の小型化技術とその課題
    2. 止めるだけではない『絶縁』のありかた

会場

中央大学 駿河台記念館
101-0062 東京都 千代田区 神田駿河台3丁目11−5
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